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[ 新書 ]
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怪物が街にやってくる (大陸ノベルス)
・今野 敏
【大陸書房】
発売日: 1988-06
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 20,000円〜
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・今野 敏
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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フリードリヒ・シラー
・エーミール シュタイガー
【白水社】
発売日: 1990-01
参考価格: 6,116 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・エーミール シュタイガー
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ピュタゴラス伝 (叢書アレクサンドリア図書館)
・イアンブリコス ・Iamblichi ・岡 道男 ・中務 哲郎
【国文社】
発売日: 2000-01
参考価格: 4,725 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 20,000円〜
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・イアンブリコス ・Iamblichi ・岡 道男 ・中務 哲郎
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カスタマー平均評価: 5
ピュタゴラス関係の第一級の資料 西洋の思想、ネオプラトニズムなどに多大な影響を与えた著作です。そもその哲学ということばをつくったのはピュタゴラスだったとか。
ピュタゴラスの死後、かなりたってから記述していますので、正確な歴史的な事実かどうかは不明な点がをかんじますが、イアンブリコスが記述した時点で手に入る情報をもとにイアンブリコスの感性でもって書き上げられたものとなのでしょう。
注釈、解説は大変充実しています。
very recommendable book かのピュータゴラース伝の決定版というべき作品の邦訳です。 イアムブリコスのみならずポルピュリオスの「ヒ゜ュ−タゴラース伝」も翻訳・付載されている大層親切な本です。 いささかなりとも哲学、歴史、西洋思想などに関心のある方にとっては必読の1冊と申せましょう。
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[ − ]
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新・絵釈夷蘇府(しんえどきいそっぷ)
・塚本 邦雄
【花曜社】
発売日: 1990-01
参考価格: 3,975 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 20,000円〜
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・塚本 邦雄 ・望月 通陽
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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誰だ ハックにいちゃもんつけるのは (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
・ナット・ヘントフ
【集英社】
発売日: 1986-01
参考価格: 377 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・ナット・ヘントフ ・Nat Hentoff ・松原 里恵
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カスタマー平均評価: 5
国家と教育を考える本 「ハックルベリー」は同じく少年が主人公の「赤毛のアン」や「ハイジ」と違って、社会的にも政治的にも啓蒙的な書である。親のない子供が成長過程で牧歌的社会に帰属していくのと正反対に、「ハック」は社会の矛盾をとことん暴き出し、純粋な子供の精神を痛めつけてゆくのは必ず大人たちである。その意味で、いつの時代も「ハック」は子供に読ませたくない本のトップセラーであり、アメリカの良心でもある。
「誰だ…」は、そのまま日本社会の教育論争にも当てはまり、国家や教育委員会がどのようにして現場の学校に介入してくるかを描いていて今日的である。どんな社会にも「いじめ」は存在するのに、学校だけはあってはならないとする倒錯した論理や、生徒のために良かれと思って放置した「未履修問題」等、教育が政治に利用されるのは今も昔も変わらない。民主主義の名の下に、国家が「愛国心」を声高に唱えるとき、最初の標的が学校なのである。
本書は子供を持つ大人や教育関係者には非常に刺激的な本であり、「ハック」より図書館に置きたくない本ではなかろうか?
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[ 単行本 ]
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日本のミルトン文献―資料と解題〈大正・昭和前期篇 中〉
【風間書房】
発売日: 1988-02
参考価格: 34,650 円(税込)
販売価格: 34,650 円(税込)
Amazonポイント: 346 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 20,000円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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アンチゴーヌ―アヌイ名作集
・J. アヌイ
【白水社】
発売日: 1988-09
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 20,000円〜
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・J. アヌイ
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カスタマー平均評価: 0
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[ − ]
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青い玉 (KADOKAWA GREETING BOOK)
・銀色 夏生
【角川書店】
発売日: 1988-12-01
参考価格: 530 円(税込)
販売価格: 品切れ中
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・銀色 夏生
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カスタマー平均評価: 0
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[ − ]
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ロレンスの声―話し言葉と書き言葉
・平嶋 順子
【大阪教育図書】
発売日: 2004-03-20
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 20,000円〜
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・平嶋 順子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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運命の騎士 (岩波の愛蔵版 28)
・ローズマリ サトクリフ
【岩波書店】
発売日: 2000
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 20,000円〜
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・ローズマリ サトクリフ ・Rosemary Sutcliff ・Charles Keeping ・チャールズ キーピング
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カスタマー平均評価: 4.5
生き生きとした描写がみごと 私たちは当たり前のように、「イギリスにいるのはイギリス人」と思っていますが、900年前にはまだ、先住民族のサクソン人とか征服者のノルマン人などの区別がありました。それらがまざりあってやがて「イギリス人」になっていく、ちょうどその頃の物語です。イギリスという国の成り立ちについて興味のある方は、ぜひ読んでみてください。 この物語はランダルという犬飼いの少年が紆余曲折をへて騎士になるまでの成長のドラマです。故郷と呼べる場所にたどりつき、あるじに忠誠を誓い、友情を知り、敵と闘い、大人になっていく過程に、読む人も自分の人生を重ね合わせることができます。また、当時の騎士の習慣や荘園の生活、風俗などが細かく描かれていて、その頃の人たちはこんな暮らしをしてたんだ、と想像しながら読むのもおもしろいと思います。 児童文学ということになっていますが、大人が読んでも十分楽しめる作品です。 少年の成長と友情と涙の物語 時代は、有名な12世紀のノルマン・コンクエストのすぐ後の話である。ヘイスティングの戦いでエドワード王を破ったノルマンディー公ギヨームは、ウィリアム1世と名前をかえ、イングランドの王位に着いた。物語は、彼の死後、王位継承をめぐって行われる彼の息子たちの戦いの前後に始まる。
犬飼のランダルは、人が嫌な気分であれば蹴っ飛ばされ、鞭で背を叩かれるという境遇で、精一杯、楽しく生きていた。ところが、ある日、城主の馬の頭にイチジクをおとすという失敗で、ひどい目にあおうとする。
そこへド・ベレーム公のお抱え楽人エルルアンが、チェスの戦いで勝利し、ランダルを救い、連れて行く。そして彼の信用できる相手にランダルを預ける。
エルルアン「楽師というのは不安定な身分!!ですしね」
ランダルは、違う土地で物事を学び、最終的には先住民族の墓のあるディーンの土地で騎士の侍従という地位とベービスという親友を手に入れる。
人の目から逃れるように生きてきたランダルが、欲深い騎士チボーからディーンを守るために勇気をふりしぼって駆け引きする姿は感動モノである。
ディーンの城主エベラート・ダグイヨンは「お前の歳であんなに恐ろしい相手を敵にまわすなんてはやすぎるぞ」と叱咤しつつも誉めてはもらうが、それが、結果的に彼に数々の悲劇と運命をもたらすことになる。
これはランダルの成長の物語である。少年が大人になり、そして大地と結びついて、所領をもつ騎士へと続く道程の物語だ。
サトクリフの作品は、「ともしびをかかげて」「第九軍団のワシ」等が高い評価を受けてはいるけど、僕の中では最高傑作はこの作品である。
小学生の頃に初めて読んで、もう何度読み返したのかわからない作品である。児童文学に分類されるけれど、読み返すごとに、ブリテン島の文化を学ぶごとに、感動が深まっていく作品だ。
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