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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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考えなしの行動?
・ジェーン・フルトン・スーリ ・IDEO
【太田出版】
発売日: 2009-06-18
参考価格: 1,554 円(税込)
販売価格: 1,554 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
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・ジェーン・フルトン・スーリ ・IDEO
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カスタマー平均評価: 4
デザインを生み出す前の卵です。 私たちの生活は、溢れる人工物に囲まれて成り立つ。
しかしその中には、本来の目的とは違った使われ方をするモノたちも存在する。そこには、十分に目的を果たせていないデザイン/システムが存在する。
それらを観察する事は、以下の事を我々に気づかす。
1. 日常の中に存在する完成形のヒントを目にする (単なる柱も、用途を考慮すれば完成形だ)
2. 安価で適切な手法を見つける (既製品の組み合わせとは限らない)
3. 人々が何を求めるかを知る (愛情、安楽、発散、あるいは秘匿)
4. 未だ改善されていない箇所 (形状、用途のブラッシュアップ等)を見つける
これは細かな人間心理を観察する事に他ならない。
必然でない、いわゆる人情の機微の中にこそ改善すべきテーマがまぎれているのだ。
・何気なく柱の脇に置き捨てられた飲みかけのジュース
・支柱の脇にもたれて立つ人々
・友人の背中を机にして字を書く人
からさえ、その状況の環境が好ましくないこと (あるいは理想的なこと)が示唆される。
そうした事を写真入りで紹介したのが本書である。
帯には「発想力を育むためのドリルである」と謳われている。
実際のページの中には、大きな写真と、その写真に付随するヒント、ないしは気づかせ程度のコメントしか載っていない。理解するのに、少し頭を使う必要があるのだ。
これが単なる不親切と見えるか、それとも考えるための好機と見るか、それは人それぞれであるが――。考えようによっては、ここにもデザインが活きている、と考えるべきだと思う。
たまにページを眺めて、考えて。
そういう読書を望む人には、非常に良い本だと思う。
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著者は人間工学の方でしょうか、ちょっとはっきり判りません。ヒューマン・ファクタの草分け的専門家だと言う事です。
訳者は、建築系の元学者(今は、間もなく引退する予定のミステリィ作家)。
冒頭に、訳者の「デザイン」に関する”着眼”、”発想”、”計算”の三点に関する説明があり、これを読めばこの本の何が読むべき場所かが理解できる筈です。
巻末には、著者の「考えなしの行動 (thoughtless acts)」に関するアプローチと問題解決へ至る経緯が述べられています。
「"名詞ではなく動詞”をデザインする」とは、どういう意味でしょう?
本としては、結構ユニークな部類だと思います。
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[ 文庫 ]
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君の夢 僕の思考―You will dream while I think (講談社文庫)
・森 博嗣
【講談社】
発売日: 2009-05-15
参考価格: 630 円(税込)
販売価格: 630 円(税込)
( 在庫あり。 )
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・森 博嗣
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カスタマー平均評価: 5
本当に良い本です。 とても奥が深くて考えさせられます。そして同時に心の奥底に響いてきます。素敵な本だと思います。
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[ 文庫 ]
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少し変わった子あります (文春文庫)
・森 博嗣
【文藝春秋】
発売日: 2009-06-10
参考価格: 520 円(税込)
販売価格: 520 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 379円〜
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・森 博嗣
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カスタマー平均評価: 3
最後にぞくっ・・・・。でも行ってみたいお店です。 文庫化を待って購入しました。読み始めてすぐに、この物語にひきこまれ
一気に読んでしまいました。とても、読みやすいです。
最後は、あれま・・・と思うと同時に怖くなりました。
この物語に登場する女性達のように、食事の所作が美しく残さずきれいに食べる事ができたら
素敵だなと思います。食べてる時の顔って確かに自分が思っている以上に
酷い顔してるんだろうな。
まだまだ読みたいと思わせてくれるお話でした。面白かったです。 久々に…。 森博嗣は、Vシリーズの中盤辺りで「もういいや」と読むのをやめましたが、なんとなくこの作品を買って読みました。……ええー!?お、面白い!洒落てて、透明で、ミステリィで。びっくりしました。そして…この作品のあまりの恐ろしさに、ぞっとしました。しかし、いい作品です。素敵です。
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[ 文庫 ]
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すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)
・森 博嗣
【講談社】
発売日: 1998-12
参考価格: 770 円(税込)
販売価格: 770 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
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・森 博嗣
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カスタマー平均評価: 4
テンポが悪い… なんでだろう? テンポが悪くてすぐ眠たくなります。 人物描写が稚拙すぎてキャラクターが生きてないロボットみたいで愛着ゼロだから会話がつまんないキャラクターの動作にしても客観的に描いているから、遠くから見てる感じがテンポを下げてるし出てくるキャラクター1人1人がつまらん少女マンガかロボットみたいな登場人物ばかりでさ。リアリティもないから躍動感もない情緒もない例えるなら一方通行の学校の教科書みたいで非常に退屈です酷評したけど正直な感想です中途半端な作品を書きまくらないで一冊一冊のクオリティにこだわったらどうですか? 世界観を楽しむ 子供の時、「推理クイズ」なるものを熱心に読んでいたときは
”どれほど奇抜なトリックか?”が興味のほとんどだった。
しかし、その後ミステリを読み進めるにつれてそれよりも
物語の世界観や雰囲気そのものを楽しむように変わってきた。
その意味で本書はとても面白い。
理系ミステリと呼ばれる著者の本領が発揮されている。
一般人とかけ離れた感覚の研究者が登場人物として出てくるのだが
その描写が読んでいて楽しい。
理系的な哲学問答(現実と幻想、自然の美しさに関する考察)や
時計の文字盤という慣習に対しての批判、そういったディテールそのものが
世界観を作っている。日常的でないので、作り物の世界・リアリティを
感じないと思う人もいるかも知れない。
出てくる登場人物が、一般人の感覚とかけ離れているし
舞台も人工的でその意味ではまったくリアリティがない。
殺人事件だというのに、それほどシリアスになったり神経質にならない
というだけでも違和感を感じるかも知れない。
しかし、その人工的な世界観を楽しめるのであれば
自分は理系の人間ということもあるが、この小説によって新しいミステリの
魅力を発見できるだろう。 ミステリーの新しい形 ラジオやレコードなどを用いた小説は数多くあれど、これほどコンピュータを大々的に扱った推理小説はこれが初めてだろう。
この本が発売された1996年といえば、コンピュータがそれほど普及していない時代だ。
それから10年以上の月日が経ち、PCやネットワークが一般家庭にも広く普及しているが、そんな現代においてもコンピュータにそれほど詳しく無い人には敷居が高い作品だと思う。
また、作中で言及している未来像がまさに現在の世界と一致している点も興味深い。
ある程度の知識が無くては100%は理解できないかも知れない、まさに現代を代表する理系ミステリーだ。 すべてがFになる、というキーワード 森博嗣のすべてがFになる。面白かった。
個人的に一番面白いと思ったのは、
すべてがFになる、というキーワード。
この小説の核心にふれる表現でありながら、
読まない限りこのキーワードからは絶対にその根幹には辿り着けない。
その危うさと読んだ後に来る納得感で、
面白さがジワリと湧いてくる。
ただ、二人の主人公のキャラクターが曖昧であったり、
展開のスピード感が足りなかったりして、
物語にのめり込めなかった感はある。
推理物として読もうとすると、工学的な知識が必要になるから若干読みづらいかもしれない。
心理的な描写や展開も少ないので、感情移入のしづらさもある。
しかしながら、逆にその工学的な知識と論理性が、
この小説に比類ない味わいと奥行きを与えていることは間違いない。
この手の小説が書ける人というのはかなり限られてくると思う。
理系の人とか東野圭吾が好きな人とかは、
結構好きになれる作品だと思う。 常識から離れる快感 これだけの(境界)条件から、科学的に再現可能な他の回答が考えられますか?
物語の終盤での主人公の一言。これがこの小説の特徴を一言で捉えている。
瀬名秀明が巻末で解説している通り、通常ミステリー小説では感情的な動機で殺人が起こる。読者は殺人の動機を探して読み進めるのだが、逆に起こったこと全ての原因をそれで説明しようとして思考停止になってしまう。
この小説では殺人に感情的な動機が存在しない。だからいつもと同じ調子で読んでいた私は途中もどかしい気持ちになったが、謎が解けた時、常識、つまり自分の経験から離れる快感があった。
森博嗣の作品はこれが初めてだったので、ミステリー小説の常識の枠で読んでしまったが、頭を柔らかくしてトリックに挑みたい。
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[ 単行本 ]
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ZOKURANGER
・森博嗣
【光文社】
発売日: 2009-04-21
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 448円〜
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・森博嗣
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カスタマー平均評価: 4.5
個性あります ZOKUシリーズはちょこちょこ笑えてネタの宝庫です!
今回はZOKUDAMまでの対立関係はなくなっていてみんな味方。というかシリーズの繋がりは名前くらいのものでキャラの性格やら年齢も違います。変わってないのはロミ・品川くらいで彼女がシリーズの主人公だったんだと改めて認識しました。いつもながら疑問を持ちながら突き進む彼女がかわいいです。
コメディタッチで展開するストーリと意外な社会性を含んでいます。日常ふと思うことを哲学風に楽しめる何だか不思議な本です。 ZOKUシリーズ第3弾 「ZOKU(文庫)」、「ZOKUDAM(ノベルス)」に続くZOKUシリーズの第3作。
前2作も登場する人物は同じでもそれぞれが割り振られている役、或いは物語を見る視点が異なっている、という形だったけれど、今作でも同じく同じ人物たちが登場する。さらに、今作では前2作までと違い、それぞれ1話ごとに異なった人物の視点から見ている。
今作ZOKURANGERの舞台は大学で、品川ロミが大学に移動というか、転職してくる。そして、何やら怪しげな委員会に出ることになり、更に、活動内容もどことなく怪しくてというところからスタートする。
タイトルから分かるように、今作でのモチーフは戦隊ものとなっている。そして、当然、例の原色のコスチュームを着用するという話になる。このコスチュームを着て何かと戦う、とかなにかの活動を行うといった大きな事件はほとんど起きないけれど、同じ事象を立場を変えてみて見ると人によってだいぶ抱いている印象が違うウというのは、ある意味では当たり前のことではあるが、面白いと思う。また、最初は嫌がっていた品川が、いつの間にか色々なことを受け入れているというのも妙にリアリティがあって面白いと思う。
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[ 文庫 ]
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スカイ・イクリプス―Sky Eclipse (中公文庫)
・森 博嗣
【中央公論新社】
発売日: 2009-02
参考価格: 580 円(税込)
販売価格: 580 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 388円〜
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・森 博嗣
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カスタマー平均評価: 5
スカイ・クロラシリーズの閉幕に最適 一連のスカイ・クロラシリーズで出てきた人物のその後や会話の中で触れられた
トピックのお話などです。
『スカイ・クロラ』からシリーズを一読して、もう一度『スカイ・クロラ』を読んで、
少々消化不良感が残った方には、是非是非お勧めしたい一冊です。 機体の揚力 何の予備知識もなしに書店で「スカイ・クロラ」を手にとって以来のファンです。雲海の上を飛びながらキャノピー越しに外を見ているかのような独特の感覚は、本書でも健在でした。あいかわらず予備知識なしに買っちゃう人なので、途中まで読み進んだ後で短編集であることに気がついたのですが、特に違和感もなく読み進めることができました。あえて注文をつけるとすれば空中戦のシーンがもう少し欲しかったかな。
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[ 単行本 ]
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森博嗣の半熟セミナ 博士、質問があります!
・森 博嗣
【講談社】
発売日: 2008-12-19
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,339円〜
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・森 博嗣
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カスタマー平均評価: 4.5
科学豆知識本 ミステリー作家の著者が、2005年10月?2008年3月まで
『日経パソコン』に連載した、会話形式の科学問答を
纏めた本。博士と助手との軽快な口調の会話が楽しい
です。
題材はホントにいろいろ。自転車やマカロニの作り方
等々、意外な発見の連続です。また、エンジニアとして
の著者のこだわりが垣間見れる面も(「最適化」という
誘惑や「人にやさしい科学」)。
ちょっと値段が高いが、、人に話したくなる(自慢?)
科学豆知識が手に入る本です。 非常に良質な科学の読み物 森博嗣さんの魅力が詰まった、大変良質な科学の本.
取り上げられているテーマは、今までに見た雑学本と違って
とても個性的で、飽きがこない.
ささきすばるさんの絵もよくマッチしています.
教授と助手の会話がコミカルで思わず笑ってしまうくらい.
「マカロニの作り方」では、驚きながら笑うといういままで経験したことのない
状態になりました.
まえがきには、エッセイを連載してきたなかでのちょっとした苦労話が記載されています. 私的、本書の特徴 ・文章が面白い
俗に言う雑学本は世の中に多数存在しますが、森氏の書く、博士と助手
の会話形式による文章は、エンターテイメント性も非常に高く、純粋に
読み物としても楽しめます。
加えて、全127ページに60作収録=1作あたり2ページ という分量も、
今までの森作品には無かったテンポを感じさせる要因だと思いました。
・イラストが可愛い
60作全てに、イラストレータのささきすばる氏が制作に参加したという
フルカラーイラストがあり、これが非常に可愛いです。
本書が文庫化された場合、縮小される可能性が非常に高いサイズです。
※出版された時期が時期なだけに、多くのファンにとって思い入れのある
作品になることと想像します。
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[ 新書 ]
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目薬αで殺菌します (講談社ノベルス)
・森 博嗣
【講談社】
発売日: 2008-09-05
参考価格: 924 円(税込)
販売価格: 924 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 264円〜
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・森 博嗣
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カスタマー平均評価: 4
海月くんだったのね ストーリィなんてあってないようなものです、森作品。
でもある意味彼の作品は麻薬のよう。
一度ハマったらからには最後まで見届けないと落ち着かない。
惰性で買い続けている、というのが私にとって本当のところです。
過去の作品に比べるとストーリィ構成も文章も手抜き。
彼はもう契約済みの作品を世に出したら筆を折ると宣言していますので
消化試合というか、読んでるほうが惰性なら書いてるほうも惰性なんでしょうかね。
でも、必ずどこか一ヵ所にものすごく心惹かれる一文がまぎれているのもまた森作品。
心の中で感じていながらうまく言葉に出来なかったことに出会えたりするのですよ。
本作では、恵美が海月くんへの気持ちに気付くところがそれでした。
山吹さんだと思っていたのにな。海月くんだったんだね。
本気で誰かを好きになるときって、胸が痛くなるんだった。
大人になったつもりで、ずっとそのことを忘れていましたが、久しぶりに思い出した気がします。
恋愛というテーマにフォーカスして読んでほしいです。
世俗 とても落ち着いた作品だと思います。森作品はすべて読んでいますが、文章が美しい。このシリーズでは、鋭利という言葉は当てはまりませんが、鈍いながらも真理がある様な感じです。
この一作だけでも、読み応えはあると思いますが、伏線の中の一つに過ぎないのです。これからの続編が楽しみなのですが、その反面怖いという感情もある、そんな複雑さのある感覚です。
もし、迷っているとしたら、最初にこの作品を読む事はお勧めはしません。出来ればS&Mシリーズから読む事をお勧めします。 森先生の作品が好きで買ってる人向けって感じ 私は処女作「全てがFになる」から読んでいるのでこの評価です。
作中世界のリンクが様々なシリーズに貼られているため、最初にこれを見ても
何がなんだか分からないと思います。派手な事件が起こるわけでも
目を張るようなトリックがあるわけでもないので。
ただ、連続して読んでいると、作品間のつながりがドンドン濃くなっていき、
続きを早く読みたいという気分になります。
ハマると怖い一冊ですね。 真賀田四季を巡る大河ドラマの様相 Gシリーズ7作目は、毒物混入事件です。しかし、特にトリックがある訳でもなく、事件の詳細が語られる訳でもありません。Gシリーズの根底に見え隠れする真賀田四季の陰。ヒトをモデルにした壮大な実験そして新人類の創造。西之園萌絵はいいます。「なるべくかかわらない方がよい」と。それでも、事件を追求し続ける赤柳初朗とはなにものか?また、海月及介も謎めいています.いよい佳境に入るGシリーズ!次回が楽しみです.(1年以上先だそうですか・・・) 百年? 少しずつ夜が明けるように、全体像が見えてくる、かも。
それは凄くゆっくりとした時間かも知れませんが。
て、いうか久方振りの「Gシリーズ」。
物語はそれなりに進みます(急展開?)。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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DOG & DOLL
・森博嗣
【エフエム東京】
発売日: 2009-03-13
参考価格: 1,600 円(税込)
販売価格: 1,600 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 600円〜
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・森博嗣
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カスタマー平均評価: 4
音楽エッセイじゃないけど、安心して読める 森博嗣によるエッセイ集。内容はTOKYO FMの携帯音楽サイトに連載されていたもの。
連載次期が2008年の1月からほぼ1年分になっている。この時期はダ・ヴィンチのサイトでMORI LGOG ACADEMYを毎日書いている時期でもあるので、書かれている内容の多くは以前それらブログで目にしたことのある話で、全く初めて見るという話は、それほど多くなかった。しかし、ブログで触れていた内容でも、ブログに書かれていたことの続きが書かれているということもいくつかあったし、また、西尾維新氏らとの対談でどんな話をしたのか、など色々興味があったところも確認出来たので個人的には満足。
内容は音楽エッセイというよりも、普通のエッセイと言うか、以前書いていたブログと非常に近いものがあると感じる。その他、思うところとしては、携帯サイトという形態が不親切というか、気に入らない。以前の、スカイ・イクリプスの連載のときも、見るためには確か登録を必要としたと思うが、それによって、確実に断念する人はいると思う。出版社(この場合はラジオ局?)側にも考えがあってしていることだとは思うが、多くの人に認識して欲しいなら、普通に誰でも見れる状態にしておく方がいいと思う。携帯電話でネット、或いはブログを見る人がどれほどいるか知らないが、携帯というメディアは、長めの文章を見るのには適していないと思う。
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[ 文庫 ]
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クレィドゥ・ザ・スカイ―Cradle the Sky (中公文庫)
・森 博嗣
【中央公論新社】
発売日: 2008-04
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 293円〜
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・森 博嗣
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カスタマー平均評価: 4.5
沢山のことを巻き添えにしてまで読む価値がある 本能は、隠せない。
空を飛ぶのは、やはり気分がいいらしい。
なんだか、自分も飛びたくなる。
一冊、一冊でなく五冊(六冊)読んで価値がある。 もう一度「スカイ・クロラ」から… シリーズ最終巻。といっても、時系列は「スカイ・クロラ」が最後なのですが。
…「僕」って誰?
この本はそれにつきる…とまでは言いませんが、まさか最後の最後でこんなに悩まされる
ことになるとは思いませんでした。もはやミステリです。
もう一度、「スカイ・クロラ」から読み直せざるをえないじゃないですか!
喜んで。
何ていうか、森博嗣さんの術中にはめられたなって感じです。
気持ち悪さなんて微塵も残りません。
ただ空を飛ぶことを望む主人公の姿の、なんと純粋で、儚いことか。
そんなどこまでも澄みきって、読者までも夢の中にいるかのような錯覚を起こさせる
作品なのに、読了後の興奮は醒めません。
ぜひ、「スカイ・クロラ」から読むことをお勧めします。
そしてこの「クレイドゥ・ザ・スカイ」の、最後の一言の余韻を楽しんでください。 主人公は誰かという、ミステリー小説だった 前巻までは、一人称視点の語り口に、ミステリーで培われたと思われる情報の抑制が効いていて、絶妙な小説だと思っていました。しかし、この巻では主人公「僕」は誰?ということに読者の関心が向くようになっており、まさに犯人捜しをするミステリー小説のようになっています。
私は、ミステリー小説を読むと、読者を誘導しようとする姑息な作者の姿が見えてきて楽しめないたちなので、他の巻では感じなかった不満を感じながら読むことになりました。そういった点で、すこしこの巻は毛並みが違います。
最後に主人公は明かされますが、どうとでも取れるようなもので、それまたもどかしい。
でも、クサナギとカンナミの関係が示唆されたり、物語の時系列的に次のスカイ・クロラでの登場人物の気持ちを推察したりと、最初に戻って読み返したいという気持ちが起きますので、シリーズ中で必須の巻と言えるでしょう。 どういうこと?先がきになる・・・!!絶対続き読みますからっ!! 思うに私の感想って、本当に自分の気持ちの感想文です。初めて本を手にする人に参考にはならないでしょうね(笑)読んだ人には理解してもらえ得るのかと・・・。あなたはそう感じたんだ・・と。おっと、ムダ話!!失礼しました。この本は本当に「どういうこと?」主人公は「誰?」僕は・・・って語られる主人公が本当にだれなのか・・終い近くまでわからず・・・・やっとわかったと思ったら、エピローグでまた「どういうこと???」なんとなくわかるけど、どうしてなのか・・絶対続き読まないといけません。逝けないんです。精神的な意味でも快感的な意味でも、すっきりしてイキたいんです。イっちゃいたいんです。この続き・・文庫本が出たら絶対読みます。もう、ハードカバーでは発行されてるんで文庫化まちです。最後にこの森さんって作家すごくね??
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