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[ 文庫 ]
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紀伊国屋文左衛門―元禄豪商風雲録 (広済堂文庫)
・羽生 道英
【廣済堂出版】
発売日: 2001-12
参考価格: 750 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,981円〜
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・羽生 道英
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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爛漫の時代―浮世又兵衛物語
・小笠原 京
【新人物往来社】
発売日: 2007-11
参考価格: 3,360 円(税込)
販売価格: 3,360 円(税込)
Amazonポイント: 33 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,982円〜
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・小笠原 京
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カスタマー平均評価: 5
これまでの著者の作品を大きく越える歴史小説 著者の旗本絵師新三郎シリーズがしばらく続刊が出ないのを
寂しく思っていましたが、
予想を大きく越えて、壮大な(厚いです!)歴史小説が刊行されていて、
慌てて取り寄せて読みました。
これまでの著者の短編中心の推理&人情ものの時代小説とは一線を画す、
壮大な長編歴史小説です。
とはいえ、内容の面白さに、するする、ぐいぐい最後まで読みきってしまいます。
乳母お勇に育てられた岩佐又兵衛は、
妻子や民を見捨てて生き延びた父、荒木村重へ嫌悪感を抱いている。
世が世なら一城の主だった彼が、
激動の歴史の中数奇な運命を経て、やがて親友の玄と共に名代の浮世絵師として活躍するに至る物語。
圧倒的なページ数ながら、彼の生き様は織田から豊臣、徳川へ、戦乱から安定へと劇的に変化する時代と
シンクロするようにぴたりと重なってゆき、
戦国時代への著者の裏解釈ともいえるスリリングな物語の展開にぐいぐい引き込まれます。
魅力的な又兵衛の造形と、彼を取り巻く個性的な登場人物たち。
親と子、男と女、男同士の友情、武士の生き様、女達の意地、あの時代の仏教・・・
時折伝奇的な要素も織り交ぜ、歴史的な著名人物も意外なところで登場するため、
読みながら、時折隆慶一郎の著作を読んでいるような錯覚に陥ることもありました。
まるでその時代を目の前で見つめているかのように感じられる、
生き生きとした鮮やかな筆力は相変わらず顕在。
小笠原京の新たな魅力として、これまでのファンにも、
また読み応えのある歴史小説を求めている方にも、是非おすすめの一冊です。
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[ 文庫 ]
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赤穂浪士伝〈下〉 (文春文庫)
・海音寺 潮五郎
【文藝春秋】
発売日: 1998-10
参考価格: 500 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,982円〜
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・海音寺 潮五郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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田沼意次
・村上 元三
【毎日新聞社】
発売日: 1997-09
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,980円〜
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・村上 元三
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カスタマー平均評価: 5
小説として面白い 史実とかけ離れている面も多々あるが、幕府内の政争、しきたり等が事細かに描かれており、幕閣を扱った小説では、1、2位を争うおもしろさがあると思う。又、田沼意次に対する世間のマイナスイメージを払拭し、逆境に立ち向かう、一人の男として、力強く生きる姿が、男に勇気を与えてくれる。文庫本でないのが残念。
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[ 単行本 ]
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巨いなる企て
・堺屋 太一
【毎日新聞社】
発売日: 1997-06
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,980円〜
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・堺屋 太一
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カスタマー平均評価: 4
プロジェクトという面白い視点から三成を描く 太閤秀吉の死直前から関ヶ原の戦の直前までの期間、打倒家康を一つのプロジェクトに見立て、それを立案遂行していく石田三成を描いている。群雄割拠の時代が終わり、諸大名の大半は自分の領地を拡げるというよりいかに自分の身と領地を守るかということに汲々としていたのではないだろうか。言わば保身の時代、ただでさえ突出した兵力を有する家康に多くの大名がすり寄っていくという状況下にありながら、最終的に家康と五分と五分の決戦ができる状況を作り出した、三成のプロジェクトの企画立案遂行能力は高く評価されてしかるべきだろう。加えて、豊臣政権を支えてきたという強い自負心が、そういう三成自身の心の支えであったのだろう。しかし、秀吉のもとで、「虎の威を借る狐」のような役回りを演じざるをえない立場にあったことを考えると、その強い自負心は、人から疎まれる要因にもなる。プロジェクト推進の原動力が一方ではプロジェクト遂行を難しくする要因にもなっていたとも考えられ、そこらへんに三成の限界があったとも言えるかもしれない。
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[ 単行本 ]
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プーシキンの決闘
・原 求作
【水声社】
発売日: 1998-07
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,980円〜
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・原 求作
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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聖餐城
・皆川 博子
【光文社】
発売日: 2007-04-20
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,979円〜
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・皆川 博子
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カスタマー平均評価: 4.5
ブラウエローゼ この本を昨年図書館で偶然に見て読みたくなりました。『聖餐城』というタイトルに惹かれた訳ですが、読んでみて30年戦争についての小説だと知りました。 30年戦争というのはドイツ国民の約三分の二が犠牲になったということ、カトリックとプロテスタントの宗教戦争だったということしか知りませんでしたが、この本を読んで当時の実情がよく分かりました。
ドイツの文豪であったシラーは『ヴァレンシュタイン』(岩波文庫)で30年戦争のことを書いています。 またその当時生きていたグリンメルスハウゼンは『阿呆物語』(岩波文庫)というのを書いていますので、30年戦争についてもっと知りたい人は参考になるかもしれません。
皆川さんの小説は歴史的に詳しいので、大変参考になると同時に臨場感にあふれていると思います。 私はもっぱら西洋の歴史に関する内容が書かれた本しか読んでいません。 そのうち何かのきっかけに日本物も読むかもしれませんが。 さすが皆川さん! 皆川博子のヨーロッパを舞台とした作品「死の泉」や「冬の旅人」の20世紀とは
時代が異なり、17世紀の神聖ローマ帝国、三十年戦争を舞台とした少年の成長もの、
とも言える作品か?
同じ作者の15世紀の戦乱中の日本を舞台とした「乱世玉響」と同じく、
全編には透明な寂寥感が漂よっている。
「三十年戦争」と言えば教科書で身につけた知識ではグスタフ・アドルフ、
傭兵隊長バレンシュタイン、ウェストファリア条約と言った歴史上の人物、政治の流れ
ぐらいしか思い浮かばない。
が、本書では戦乱の中で生まれ、踏みにじられる側ではなく、
踏みにじる側の傭兵になることを自ら選び取り、成長していく
主人公アディを通じて、ユダヤ人、刑吏といった差別された人々との関わり中で、
戦争が日常となった時代のひとびとの生活と感情がまざまざと描かれ、
教科書的三十年戦争から血肉を持ったものとして三十年戦争がイメージできる様になった。
アディが純情、というか生まじめすぎるので星ひとつ落とします。
フロリアンとアディの別れの場面なんぞは美しすぎます… 30年戦争を背景にした骨太な人間ドラマ 戦争にくっついて回る最下層の傭兵達。その傭兵達の尻にくっついていくその家族、
あるいは彼らを相手に商売する酒保や娼婦達の集団である“輜重隊”のどん底の生活の中で
偶然出会った「馬の胎から生まれた少年」アディと「ユダヤの名家コーヘン家の末弟」イシュア。
国内諸侯に対する皇帝の権威と求心力の失墜した神聖ローマ帝国の末期
対立するキリスト教の新教徒と旧教徒の宗教戦争が、近隣各国の派兵や干渉を呼び、
国を超えた情報、流通網を持ち戦争自体を金儲けの手段と見なすユダヤ商人の台頭と
傭兵による国内の蹂躙によって国内が泥沼化して疲弊していく30年戦争を舞台に、
本来出会うはずのない二人の少年が、自らの出自に悩みながらも苦境の中で人生を全うする物語。
世界史的にあまり扱われていない30年戦争を、その時代背景と宗教的な歴史を丁寧に描き、
登場人物も実在の人物から架空の人物まで魅力的に彫り下げ、また練り上げられています。
綿密な資料の研究と精細な筆致、骨太なストーリーで読み応えもあり、一気に読めました。
タイトルの“聖餐”とは、イエスの最後の晩餐の逸話を基に信者達が口にするパンとワインの事ですが、
実はその起源はキリスト教以前に遡ると言われ、キリスト教の新教と旧教でも教義が違っています。
もし仮に、広義で聖餐とは神の恩寵とそれによってもたらされる富や食物である、とするならば、
この物語はまさに聖餐とその解釈を巡って、上は皇帝貴族から下は商人傭兵達、さらに賤民まで
あるいは新教徒と旧教徒そしてさらにユダヤ教徒が対立し、入り乱れて争う姿であると言えます。
その中で、登場人物達が自らがどうあるべきか、また、どう生きるべきかを見つめ、
力強く生きようとする姿は現代の私達の心を打つものがあります。
私達もまた聖餐城を探して戦っているのかも知れません。
重厚な装丁に負けぬ、戦場の大地と血の臭いに満ちたヨーロッパ史を基にした傑作です。
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[ 単行本 ]
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忍法奥の細道 (小説 天野宗歩)
・斎藤 栄
【光風社出版】
発売日: 1991-03
参考価格: 1,427 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,980円〜
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・斎藤 栄
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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鹿鳴館盗撮
・風野 真知雄
【新人物往来社】
発売日: 1999-09
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,979円〜
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・風野 真知雄
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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秀吉と利休 (中公文庫)
・野上 弥生子
【中央公論社】
発売日: 1996-01
参考価格: 1,325 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,970円〜
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・野上 弥生子
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カスタマー平均評価: 0
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