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[ 単行本 ]
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不思議の森のアリス (ダーク・ファンタジー・コレクション)
・リチャード マシスン
【論創社】
発売日: 2006-08
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,400円〜
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・リチャード マシスン ・Richard Matheson
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カスタマー平均評価: 5
誰も助けてくれない、突如襲い掛かる悪夢の世界。 ダーク・ファンタジーの巨匠マシスンの初期作品を中心に編まれた合計16編収録の日本オリジナル短編集。著者の作風のパターンとして感じるのは、2007年冬公開の映画原作「アイ・アム・レジェンド」でも顕著でしたが、ある個人に突然悪夢のような出来事が降りかかって来て、誰も助けてくれなくなり独りで懸命に対処するしかない状況に追い込まれる恐怖・苦悩を、ストレートに描写する手法です。さまざまな種類の恐怖を多彩に描き分け類型的にならず、迫真的で強烈なサスペンスを生み出しています。『男と女から生まれて』:記念すべき処女短編で、得体の知れない怪物的存在の恐怖が日記文で綴られます。『機械仕掛けの神』:ある朝突然自分がロボットだと気づかされた男の戦慄。『狙われた獲物』:呪術人形に切りつけられる女性の運命は・・・。『奇妙な子供』:急に記憶が消えていく男の狼狽。『生存テスト』:老人がテストに合格しなければ処刑されてしまう未来世界での息子の父親への哀切なる心情が、胸に重苦しく伝わってくる力作です。『服は人を作る』『生き残りの手本』:短い作品だからと油断せずに注意して読むと次第に作者の巧妙な仕掛けが見えてきます。
中篇からショート・ショートまで結末の予測がつかない緊迫感の持続する戦慄のストーリーを思う存分に味わいましょう。
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[ 文庫 ]
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堕ちる天使 (ハヤカワ文庫NV)
・佐和 誠 ・ウィリアム ヒョーツバーグ
【早川書房】
発売日: 1981-02
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,400円〜
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・佐和 誠 ・ウィリアム ヒョーツバーグ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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BROKEN BOUND
・工藤 眞紀
【文芸社】
発売日: 2007-11
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 1,400円〜
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・工藤 眞紀
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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琥珀の町―幻想小説集
・私市 保彦
【国書刊行会】
発売日: 1998-10
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,400円〜
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・私市 保彦
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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四季
・森 博嗣
【講談社】
発売日: 2004-03
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,399円〜
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・森 博嗣
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カスタマー平均評価: 4.5
さまざまなストーリーを無理して繋いでいる意味は? 2004年2月29日リリース。僕の持っているのは『四季』の愛蔵版と言われるモノで、これを持っている人にしか手に入らない『豆本』の引換券が付いているという企画モノである。これに象徴されるようにこの『四季』という作品は余りにも企画に走りすぎていると思う。
何しろS&MシリーズとVシリーズの秘密というのが最大の売りであり、そのために無理矢理にストーリーを展開しているのは否めない。ここまでする必要が何故あるのか?最後にはウォーカロンまで登場したりしてきて、ただただ読んでいて苦痛である。作者はどういう意図でこの作品を書き上げたか分からないが、後世に汚点となる作品だと思う。
ただ一つ許せるとしたら『虚空の逆マトリクス』の『いつ入れ替わった?』の後日談みたいな『秋』の部分だけである。四季の生態を読んでいて本当の天才はこうじゃない、と僕は強く感じた。 森節炸裂 今回は、圧倒的な天才である真賀田四季の物語です。森氏の本が初めてという方にはオススメしません。森氏の他の本で、作家は読者がシリーズの途中から読むことも想定して書いているというようなことが書いてありましたが、流石にこの本は森氏のS&Mシリーズ(全10巻)とVシリーズ(全10巻)を読んでから読んだほうがいいのでは・・・と思ってしまいます。ちょっとのつもりで読み始め、気が付いたら4時間後読了という、物語の推進力はいつものとおり。森氏の洗練された綺麗な文章もいいと思います。 そして、読了した後には思考が純化されたかのような爽快感と、言いようの無い虚脱感が残りました。 静かな余韻 この本だけを単体の作品として楽しむ事も勿論できますが、 やはり、S&MシリーズとVシリーズを読破した人のみが楽しめる 余韻があると思います。 森 博嗣氏が好きで両シリーズを読んでいる方は、どうか それらの読破後にこの作品を手にされることをお薦めします。 そうすれば期待を裏切られることはないのではないでしょうか? ただし、ミステリーではないですが・・・ 氏独特のロジカルなのに詩的な世界観に浸る幸福ののち、 読み終わって残った静かな余韻は、まさに冬の夜の透き通る 寒さのような、稟と澄み切った美しさでした。 お早めにどうぞ ノベルスの四季シリーズ4冊(春夏秋冬)を1冊に収録した、6000部限定の愛蔵版。 ノベルス4冊目である『四季-冬-』よりも、一週間先行して発売になった為、いち早く読みたい!という方はこちらを購入されたのではないでしょうか。 ノベルス版で十分、という方も是非機会があれば手に取ってみて下さい。愛蔵版と言うにふさわしい一冊だと思います。 森博嗣、集大成。 「すべてがFになる」を軸に真賀田四季をメインに据えた、所謂「四季シリーズ」を1冊にまとめた限定6000部のハードカバー版。内容はノベルス版と全く変わらないが、応募者全員サービスとして「著者自装豆本」と称した短編小説が応募できる。この機会にしか手に入らない、と帯に書いてあるため手に入れたい人は購入する価値があるだろう。興味のない人はノベルス版をそろえたほうが若干安くあがる。ノベルス版が既にあるため、この本には豆本応募という付加価値以外特殊性は何もないが、作品自体の価値は全く変わらない。森博嗣の集大成を味わう価値がここに充分ある。ただし、この本を読むに当たっては当然ながら「すべてがFになる」を初めとしたS&Mシリーズ及びVシリーズ少々を読了していることが望ましいと思われる。
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[ 新書 ]
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バイオハザード〈3〉死者の街 (C・NOVELS)
・S.D. ペリー
【中央公論新社】
発売日: 2005-01
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,380円〜
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・S.D. ペリー ・S.D. Perry
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カスタマー平均評価: 4.5
文章力は確か バイオシリーズが面白いので、小説を見つけたときの喜びは大きかったです。
翻訳版ということもあって、映画の吹き替えを見ているような気分になりました。
言い回しなどがとても良い。ゲーム中では分からなかったエイダの心の動きなども分かって面白かったです。
ただ、一箇所だけクレアがクリスと誤表記されていたり、同じ表現がしつこいくらいに出てくるのは(アドレナリン)ちょっと萎えました。
その点を除いては、良作だと思います。近年多く見られる「ゲームのノベライズ」はライトノベルが多いと思いますが、ラノベじゃないのも○(決してラノベを馬鹿にしているわけではありません)。
小説全作そろえようと思いました。 今回も力作です 「バイオハザード1アンブレラの陰謀」「バイオハザード2悪魔の洞窟」の興奮がよみがえってきました。 今回は2作品目とは違い、ゲーム、バイオハザード2をそのまま小説化したものです。 「ゲームはやっていない」「ゲームはちょっと・・・」という方にもおすすめです。 レオンとクレアの戦いが小説で読める!と言うのが一番自分にとって一番良かったことです。 値段もお手頃なのにそれ以上の内容です。買って損はないと思います。 最近一巻を購入したところ。 最近、一巻を購入しました。ゲーム版「1」のノベライズと言う事で、ずっと欲しかったのですが、店頭に並んでいた頃に買いそびれてしまってずっと読めていませんでした。内容はすごく面白いです。まさにゲーム版「1」の恐怖感や緊迫感などをしっかり反映しています。クリスやジルなどのキャラクターの描画も完璧です。ゲーム版「1」をプレイしている私でも楽しめる作品になっています。二巻も、一巻が読み終わったら即購入しようと思っています。バイオハザードファンでない方も読んでみるのをお勧めします。
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[ 単行本 ]
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いいかげんワールド
・眉村 卓
【出版芸術社】
発売日: 2006-07
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
Amazonポイント: 19 pt
( 通常2〜5週間以内に発送 )
中古価格: 1,393円〜
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・眉村 卓
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カスタマー平均評価: 4
眉村卓らしい内容です。 15年以上前から眉村卓が好きで、いろいろ読んできましたが
これは物語の中に自分が入りこめてハラハラしたり、現実から
はなれている感覚で読めておもしろかった。通勤電車で読んでいたが、
その間は「いいかげんワールド」に自分がいました。眉村卓ファンで
あれば買いだと思います。
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[ ハードカバー ]
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飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選 (幽クラシックス)
・岡本綺堂
【メディアファクトリー】
発売日: 2008-03-01
参考価格: 2,415 円(税込)
販売価格: 2,415 円(税込)
Amazonポイント: 24 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,386円〜
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・岡本綺堂
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カスタマー平均評価: 5
やっぱり面白い!! 久しぶりに綺堂先生の作品を読みました。ほとんど全作品を読み尽くし、繰り返して読み返しましたが、ここ10年は綺堂先生の作品からは遠のいておりました。この「飛騨の怪談」それ自体が読みたくても読めない希少本でした。早速読んでみると・・・なんでもっと早くに、こういう埋もれてしまった作品を読ませてくれないのだろうと思うほど、この「飛騨の怪談」は恋・サスペンス・伝奇を掛け合わせた素晴らしい出来栄えです。綺堂先生の作品中のトップテンにランクできる出来栄えではないでしょうか。大満足です!!
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[ 単行本 ]
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アーサー王物語〈1〉
・トマス マロリー
【筑摩書房】
発売日: 2004-11
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,385円〜
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・トマス マロリー ・Thomas Malory ・Aubrey Beardsley ・オーブリー ビアズリー
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カスタマー平均評価: 3.5
リアリティあるファンタジー ロード・オブ・ザ・リングやハリー・ポッターの上映によってファンタジ
ーブームが起こり、アーサー王の本においても小さなブームが起きました。
そのおかげで続々とアーサー本が発売されましたが、最近は下火になった
ように感じます。
この本はアーサー王の話にマッチするビアズリーによる挿絵と、
503章にも及ぶキャクストンがまとめたアーサー王の話。様々な人物が
編んだ物語(散文)を、一貫したストーリーにまとめたものです。
日本語で読みやすく、資料としても貴重なものだと思います。
淡々と語られる物語が、まるで起こった歴史をそのまま本にしている
ようで、初めてアーサー王に触れる方には退屈に思えるかもしれません
(だからこそリアリティがあるのですが)。
様々な登場人物の数多くの幻想的なエピソードには時間軸があり、
ある話が進行していっても完結するところまで行かずに、別の人物の話に
突入してまた前の話の続きに戻る手法が多用されています。これによって
リアルタイムでストーリーが進行している感覚が生まれます。
相当昔に出版された本の邦訳ですから、この世界観や表現の仕方に慣れ
るには多少ならずとも時間が必要でしょう。
なので最初は、ローズマリ・サトクリフの「アーサー王と円卓の
騎士」を読むことをおすすめします。こちらは不可解な記述を
サトクリフなりに辻褄が合うように改変させ、間口を広くしています。
また、ストーリーの同時進行が少なく、登場人物も限定している上に
わかりやすいです。入門に適している上に内容もかなりしっかりしてい
ます。それでアーサー王の話が面白い!と感じたら、本書を手に取れば良い
かと思います。
多くの人物によって作られた物語がやがて登場人物たちが自ら意志をもって自分
たちの物語を紡ぎ始めた、そんなパワーのようなものを感じるエピソード集です。 とうとう通して読める 本書はアーサー王物語(アーサーの死)に関する最もポピュラーな書と言えるキャクストン版の全訳です。意外にもキャクストン版はこれまではかろうじて手に入るもので筑摩書房の「中世文学全集**」位なもので、こちらはバリン・ル・サヴァージュの巻やトリストラム卿、聖杯探索の部分の巻などが省略されており完全版とは言い難いものでした。当然の成りゆきとして「アーサーの死」を通しで読むには他の書物-ブルフィンチ、ラニア、アイク、牽いてはサトクリフなど-を継ぎはぎの様にむさぼり読むより他無かったのです。それゆえこの「アーサー王物語」には不動の価値が有ります。 ビアズリーで買い、でしょうかね 幾つもの話が重ね合わされてアーサー王の物語になっているので、歴史的脈絡も話の筋もちょっと複雑すぎて、というのが全訳「アーサー王物語」なんですねぇ。この物語の大筋が最初に解説されていればより良かった、そう思います。しかしまぁ、定番のカクストン版の全訳、ビアズリーの挿し絵付きですから、1万数千円払っても損はありません。一生ものですね。
ただし、筋をたどるならブルフィンチの「アーサー王物語」(角川ソフィア文庫)、説話の重なり合いや歴史的事情などを押さえるなら「アーサー王伝説」(知の再発見双書 創元社)などを脇に揃えておく必要があるでしょう。ほぼ同じ頃に成立した日本の「太平記」を、今の私が素読みできないのと同じ、ということでしょうか。 古典なんですね アーサー王物語は本当はどんな話なんだろうと思い、読みましたが、古典なんですね...という感じでした。面白いかといわれると、うーん、ただ、各章が短いので、読みやすいとは思います。ただ、騎士とか、貴婦人というのは...と思わずにいられませんでした。当時は「騎士」ってそんなにえらかったのでしょうか? この訳者は 今人気があるが、歴史的展開による誤訳や勘違いが多いので注意して 読んでください。
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[ 新書 ]
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中東打通作戦!―兵隊元帥欧州戦記〈5〉 (歴史群像新書)
・林 譲治
【学習研究社】
発売日: 1998-04
参考価格: 798 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,368円〜
|
・林 譲治
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カスタマー平均評価: 0
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