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[ 単行本 ]
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星屑の悪戯
・明日良 良起
【文芸社】
発売日: 2009-06
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
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・明日良 良起
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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スパイダー・ワールド―神秘のデルタ (講談社ノベルス)
・コリン ウィルソン
【講談社】
発売日: 2001-12
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,470円〜
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・コリン ウィルソン ・Colin Wilson
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カスタマー平均評価: 5
「The Magician」「Shadowland」も是非翻訳を 「賢者の塔」も「神秘のデルタ」もファンタジーとして「ハリー・ポッター」シリーズに優るとも劣らない面白さ、むしろ人間の内面性の追求など、より深い内容で、日本ではウィルソンの他の作品に関してはよく翻訳されているのに、何故このシリーズだけ何年も翻訳されなかったのか理解に苦しみます。
主人公の冒険に手に汗を握り、2巻合わせて1,000ページ以上の作品も一気に読ませてしまう純粋なファンタジーとしての面白さ。一方知性ある生物としての精神のあり方を嫌でも考えされられる内容の深さ。そのどちらも堪能できる希有な本だと思います。
「The Tower」「The Delta」だけでも日本語で読めるようにしてくれた翻訳者に心から感謝します。願わくば「The Magician」「Shadowland」も翻訳されんことを。 意識の拡大と進化 「賢者の塔」の続編。いよいよナイアル達は「デルタ」に分け入り、その全容が明らかになります。
小説としてもキッチリと「世界」が描かれている上に、随所にウィルソンの思想が語られています。
相変わらずのボリュームですが、読み始めると独特の世界にグイグイ引き込まれていきます。
本書の続編の「The Magician」、「Shadowland」は未だ邦訳が出ていませんが、前2作品に魅了された方は是非、洋書で読んでみてください。
決して裏切られません! 息もつかせぬウィルソンワールド The Tower, The Delta, The Magician, SHADOWLAND の全4巻をただいま読み終えたところです。 全巻とも精神に対するウィルソンの洞察が独特の世界を醸し出していて素晴らしいし、The Towerの読者評価ももちろん星五つですが、どれが最高の出来か選べと言われたら私は第二巻The Deltaかと思います。繰り広げられるアドベンチャーが興奮を呼んで読むのをやめられませんでした。あと、全巻に共通しますが、かなり高度なことを書いている割には平明な英文で大変読みやすいのです。すっかりウィルソンファンになりました。 またまたやってくれました。 『スパイダーワールド 賢者の塔』の続編としては申し分ない出来だと思います。前回が蜘蛛やほかの昆虫について語られたのに対し今回はデルタの植物について描かれています。この生き生きとした描写を見るだけで一読の価値ありです。もちろん物語もより重厚感が増して読みごたえたっぷり。必見です。 もっと読みたい! スパイダーワールド第2巻「神秘のデルタ」を読了しました。 第1巻に魅了され、楽しみにしていた続編でした。 これほど主人公が生き生きと書き込まれ、背景世界が濃厚なSF小説には、ここ15年ほど出会えなかった・・・。 英米では刊行されている続編が、日本で刊行される日を待ち続けます。 どうぞみなさんも、ご一読のほどを。
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[ 単行本 ]
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ウォッチクリスタル
・天川 美彩
【鳥影社】
発売日: 2006-09
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 2,000円〜
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・天川 美彩
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カスタマー平均評価: 5
この一冊に、いろんな要素が詰まっている不思議な本です。 とても奥が深く、おもしろい本です。引き込まれるように、一気に読んでしまいました。
友人同士の障害者の女性と健常者の女性が、ひょんなことから、魂(中身)だけが入れ替わってしまうという物語ですが、これは単なるファンタジー小説やフィクションの物語ではなくて、 人間が生まれて、生きるってどういうことなのか……人間存在や身体と魂の関係についてまで、いろいろと考えさせられる中身の濃い本です。
登場する人物たちは、皆、個性的で、出てくる女性たちは、それぞれに真の強さを秘めているように感じました。ストーリー展開の仕方と物語の面白さから、身体というのは単なる外側に現れている衣のようなものであって、本当にその人自身を顕わしているものは、内にある魂そのものだということが、分かり易く理解できるように感じました。難しく考えなくとも、この本を読むと、きっと誰もが自然にそう感じられると思います。
また、現実的に障害者の方はどのような生活をしているのか、どんなふうに感じながら生きているのかという正直なところの実際的な生活場面もたくさん出てくるので、福祉関係の仕事をしている人などにも、とても為になると思います。
障害がある身体というのは、やはり出来ることに限りがあったり制限があったりするとは思いますが、この本に出てくる登場人物は、障害のある身体を持っているということを冷静に受容して、あくまでも自分の意志で何事も決定し、自分で判断しながら自立して生きていこうとします。
そして、その生き方への責任は自分で取るという意志の強さと潔さが、人間として本当に格好良く、美しいです。と言っても、そんなに難しい深刻な話でもなくて、恋愛小説のような感じで読めるところもあるので、本当にあっという間に読めてしまう面白い本です。そんな話を読みながら、生きるって、本当の強さって、一体どういうことなのか……、この物語に込められた障害者である筆者本人の熱い思いが伝わってくるような気がしました。
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[ 単行本 ]
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湖のメルヘン
・辻 信太郎
【サンリオ】
発売日: 2008-09
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,470円〜
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・辻 信太郎 ・大熊 ゆかり
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カスタマー平均評価: 0
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[ − ]
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遠いあし音・人はさびしき―人物回想 (筑摩叢書)
・小林 勇
【筑摩書房】
発売日: 1987-11
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,469円〜
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・小林 勇
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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分身
・東野 圭吾
【集英社】
発売日: 1993-09
参考価格: 1,631 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,461円〜
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・東野 圭吾
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カスタマー平均評価: 4
ややご都合主義的 せっかくの素材がミステリー仕掛けにしてしまい欲求不満。
一気に最後まで読ませる筆力はさすがだが、重要な鍵を握る記者が唐突に出てきたり、両親の心理がいまひとつだったりする。今の東野さんのレベルでリライトすればかなりのものになりそうなところが実にもったいない。
中位の出来です。 最高傑作! 東野圭吾氏の作品はどれも素晴らしく、次の展開が気になり気づいたときには一気に読んで
しまう程であるが、本作品も期待を裏切らない素晴らしい作品だと思う。
1990年当時の時代背景の中で「クローン人間」問題を取り上げたその才能にも敬意を評すが、
私が一番感銘を受けたのはこの物語を通して出てくる「母」という存在である。
鞠子の育て母はずっと鞠子が自分に似てないことを感じながらも母親として振る舞い、そして
実は自分の遺伝子とは関係ない子と知って一家心中を試みながらも最終的に鞠子の命を救う。
双葉の育て母はクローン実験として当初は中絶を予定されていたにも関わらず、いわば他人の子
である双葉を出産し母として双葉を育て上げた。
クローンという単なる医学的倫理問題のみが取り上げられますが、自分はこの2人の「母」から
感じ取れる「母性」というものの素晴らしさ、壮大さという隠れたテーマが非常に秀逸に描かれて
いたと思います。
そして最後の鞠子、双葉の初対面のシーンは燃え盛る実験場を背景としてラベンダー畑の中で
幻想的な出会いとして描かれ、「その後二人はどうなった」などという野暮ったい現実的なシーンを
排除した非常に綺麗なシーンで物語を終えているところにも東野氏の才能の高さを感じずには
いられない。
当作品は人によって感じ方は違うと思われるが少なくとも私には最高傑作として感じ取れました。 クローン技術の是非と個の人間の在りよう 違う環境で育った二人の女性がクローン技術によって造られ、そして互いにあるきっかけをもとに自分たちの生い立ちを追うことになる。
クローン技術についての応用や道徳感についても軽妙に織り交ぜられており、近い将来の人類のあり方を考えさせられた。
同時に、人とは?とか、アイデンティティとは?など個人の生き様、表し方にも考えることがあった。
本来は星5つにしたいところだったが、この二人の女性が出会う過程があまりにも出来すぎていて、というかショートカットされている感があったところが星1つ評価を落とした。
作者の狙いがその過程のプロットに重きを置かれていないと考えれば、伝えたかったことが他にあったのかどうか知りたいところである。他の方のレビューも参考にさせてもらっています。 生命倫理 本作は、1993年に単行本として出版されたものであり、
二人の若い女性の数奇な運命を、最先端の科学技術の話題を絡めつつ、
サスペンスも織り交ぜながら描くものです。
また、ラストシーンの美しさにも注目していただきたいところです。
本作には、上述したように、常に注目を集めている、
生命倫理を巡る話題が巧みに絡められています。
生命倫理といえば、知識人が抽象的にその是非を論じていますが、
本作では、登場人物の実感という形で、
科学技術の行き過ぎによって生ずる事態のグロテスクさを表現しており、
秀逸であると思いました。
鞠子と双葉の心理の移り変わりに引き込まれました 鞠子と双葉、それぞれ違う環境で育った二人が、それぞれ身の回りである事件が起き、それをきっかけに自らの生い立ちに疑問を持ちそれぞれが独自に調べ始めます。
「サスペンス」となっていますが、謎解きという点に関してはそれほどおもしろさがあるわけでもありません。
それよりも真相を知っていく過程での二人のそれぞれの心理の移り変わりに引き込まれ、最後まで読み進めました。
特に「双葉の章 その十一」は、あまりに悲しすぎて強烈に胸が締め付けられました。
そして「鞠子の章 その十四」も。
そのためラストは、そんな暗闇にさした1筋の光とも感じました。
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[ 単行本 ]
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乱鴉の饗宴 上 (氷と炎の歌 4)
・ジョージ・R・R・マーティン
【早川書房】
発売日: 2008-07-24
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,461円〜
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・ジョージ・R・R・マーティン
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カスタマー平均評価: 2.5
思いやりがない 訳者変更に伴い固有名詞が大幅に変更されています。
”七神”や”冥夜の防人”等、訳が改善されている部分も多いのですが、主要登場人物の名前表記まで変わっていて、何が何だか分からないです。
こういった表記を変更するのは非常に大きな決断で、決して軽々に変更されたとは思わないのですが、
「下巻の後書きを読まないと表記が変更されたと分からない」
「HP上でないと表記の対照表が手に入らない」
「対照表は主要なもののみが対象となっていて、微細(と判断された)ものに関しては記載されていない」
というのはここまで読んできた読者に対して余りに思いやりがないと思います。
次章ではますます変更点が多くなると予想されるので、今度はより詳細な表記の対照表を用意して欲しいと思います。
読み始めたものの… 早川書房に確認したところ固有名称を元に戻す予定はなく、このままで進めて行く方針とのことなので諦めて読み始めましたが…やはりピンとこなくて前作と照らし合わせながら読んでいます。個人的にはトメンにエジプトを想起し、ヴァリスは誰だかわからなかった。ジャクェン・フ=ガーは表記にとまどい、じっくり考えていたらミステリアスな雰囲気も半減、あの合言葉も「ル」がないだけで気が抜けたような感じに。ブライエニーもかなり違和感が…それとマイスターがメイスターというのはあの説明では納得できかねます。 面白いですよ 訳問題で揉めてはいますが、もうぜんぜん違いすぎるって程ではありません。
呼び名の変わった主要登場人物だけ抑えられれば特に問題は無いと思います。 ジョンはブランはダヴォスはそしてデーナリスは 期待に違わず面白かったです.敵役に対しても感情移入させてしまう筆力は更に冴えていると
いってもよいです.相変わらず登場人物が簡単に死んでしまいうます.せめてその最後の様子
くらいは書いて欲しいとは思うのだけれど,読者の思惑を越えて淡々と進んで行くのが本シリ
ーズの特徴なのでしょう.
今回は主要視点キャラの半数がお休みです.ジョンはブランはダヴォスはそしてデーナリスは
どうしているんだろう(おっと,デナーリスでした),出でよ第5巻!
問題になっている訳についても触れてみます.
NIGHT'S WATCHを岡部先生は「夜警団」とし,酒井先生は「冥夜の守り人」としています.明
らかに「冥夜の守り人」の方が凝っています.実際,「夜警団」という訳語には最初は違和感
を感じていました.しかし,読み進んでいくと彼らが「夜警団」と自らを称するのはごく自然
に感じられて来ます.凝ってない岡部訳の方が何故か中世的雰囲気が出ていたと思います.ま
た,固有名詞の表記ですが,私はジェイミーが気になって仕方です.しかし,それを言う人が
いないということは所詮は各人の主観のレベルの話なのかもしれません. 意味フ 皆さんがよく言われる名称変更もであるが、
それ以上に日本語の小説として読みにくいものである
<>やルビを多用しすぎていちいちつかえる
編集者も訳者も読者を馬鹿だと思っているのだろうか
<>は最初だけ使えばいいのである
日本語ルールからしておかしい
()-思った-がやたら多い
前訳者の時は人物の心情に""を使い約物を必要最低限にとどめることによって
読み手を物語にすんなり入れるようにしていた
あげればきりがないが
わざわざ読みにくくしてまで改変した意図はどこにあるのだろうか
謎である
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[ 単行本 ]
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アルカディア・ロマンス (ノベル倶楽部)
・瀬戸内 陽
【日本文学館】
発売日: 2004-11
参考価格: 840 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,459円〜
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・瀬戸内 陽
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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ウルフガイ不死の血脈―アダルト・ウルフガイシリーズ〈6〉 (ハルキ文庫)
・平井 和正
【角川春樹事務所】
発売日: 2000-05
参考価格: 650 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,454円〜
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・平井 和正
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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化物語(下) (講談社BOX)
・西尾 維新
【講談社】
発売日: 2006-12-04
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,430円〜
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・西尾 維新 ・VOFAN
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カスタマー平均評価: 4.5
化物語完結 前巻が最高に面白かったのでこの巻にはめちゃくちゃ期待してましたが、より面白くなっていた。読まないと損します。 関西の人だからって訳じゃないだろうけどさ キャラの掛け合いが面白すぎる!声に出して笑った小説はこのシリーズが最初だと思う。
西尾さんのセンスが光りすぎているのが目をつぶっていても瞼を通してまぶしいくらい。
とまあ、とても笑えるのだけれど結構長め。
けれど、面白い会話だなーって思って読んでたら数十ページ進んでて驚いた事もあるぐらいすんなり読めちゃいます。
西尾さんの本のなかで数少ない明るく楽しい話。 最終巻にも期待! 西尾維新の最高傑作その2です。
上巻同様、登場人物は魅力的で、ストーリーもギャグも抜群に面白い。切ない部分もまた良く、キャラが本当に生きているという感覚を味わうことができます。
続きをもっと読みたい!と思わせるところで物語は終わりますが、それもまた良し。だらだらと続いてつまらなくなってしまう小説が多い中で、この作品は見事に最良の時点で終了しています。
「刀語」終了後に書かれるという「こよみヴァンプ」も、西尾氏の力を考えれば、決して蛇足にはならないでしょう。期待大です。 面白い! 怪異に関わってしまったことで、その後も何かと怪異に関わったり、自分から首を突っ込んでいく高校生、阿良々木暦。自分を救ってくれた忍野メメの依頼により、寂れた神社を訪れた暦と神原は、暦の妹の同級生、千石撫子とすれ違う。その後、彼女を見かけた暦は、彼女が何らかの怪異に巻き込まれていると気づき...「なでこスネイク」。暦の恩人であり、やはり怪異に巻き込まれたことのあるクラスメイトで委員長の羽川翼。彼女には、その怪異の時の記憶はない。そして、彼女をだんだんと強い頭痛が襲うようになっており...「つばさキャット」の2本です。
上巻を読んで面白いと思った人なら、間違いなく続けて読んでるでしょう!というぐらい、面白いです。主人公、暦と、怪異と怪異に関わる女の子たちのお話ですが、暦と彼女たちの会話が面白い!ちょっとギャルゲーのような気分になりますが、趣味でここまで書いてしまう西尾さんってすごい! 西尾作品の入り口にピッタリ この化物語は主人公・阿良々木暦のモノロ?グという形で綴られていますが、ヒロインとの掛け合いが抜群に面白く、暦の性格もそこそこライトなので非常に読みやすかったですね。
続けて読んだ「きみとぼくの壊れた世界」も綴りかたは同じなのに、主人公の性格がかなり重かったため、ちょっと読みづらかったんです。
先に化物語を読んだのはラッキーだったと思います。「西尾維新の他の作品も読んでみたい」と思わせられましたから。逆だったら少し躊躇してたかも。
上下巻通して非常に楽しく読ませていただきました。
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