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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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黄金峡―戦後ニッポンを読む (戦後ニッポンを読む)
・城山 三郎 ・佐高 信
【読売新聞社】
発売日: 1997-08
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,256円〜
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・城山 三郎 ・佐高 信
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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篤き志(こころ)
・高田 靖彦
【文芸社】
発売日: 2009-04
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
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・高田 靖彦
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カスタマー平均評価: 4
一気に読めました。 主人が買ってきた本を読みました。企業倫理に関する小説ということで、主婦の私には取っつき難い内容かと思いましたが、主人公と謎の男が織り成す禅問答のような会話が面白く、一気に読んでしまいました。
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[ 単行本 ]
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汚濁の商跡
・岩代 慎也
【日本図書刊行会】
発売日: 1997-06
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,260円〜
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・岩代 慎也
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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アクチュアリー・桑山啓介の転職
・鷹巣 怜
【牧歌舎】
発売日: 2008-09
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
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・鷹巣 怜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ロロ・ジョングランの歌声
・松村 美香
【ダイヤモンド社】
発売日: 2009-03-06
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,247円〜
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・松村 美香
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カスタマー平均評価: 5
読者を惹きつける魅力 著者のこれまでの作品の、「ジャカルタ炎上」では吹き抜ける颯爽とした風のような読後感があり、「犬死一番の謎」では、無関係に見える様々な事象がストーリー最後になって、ピタッとパズルが完成するような快感がありました。本作は、この過去の二つの作品の良い部分がさらに洗練され、活かされ、読み始めた読者を離さない魅力のある作品となっています。また、著者が実際に携わっている日本のODAの実態にも迫る作品となっており、非常に楽しめるエンターテイメントでありながら、一般の小説とは一線を画していると思いました。次作がさらに期待されます。 社会情勢などの、予備知識がなくても、充分楽しめます。 私にとっては、関心のない国が舞台であったが、読んでいるうちに、どんどん読む速度が加速していった。国際コンサルタントという、作者のバックグラウンドのもと、国際開発の話が出てくるところでは、本当の話なのか、作者の考えなのかと、興味深く読んだ。主人公の女性のセリフ回しも、小気味良かった。作者の他の作品も読みたくなったし、次の作品もおおいに期待する。 一気に読んでしまいました 巧みなストーリー展開に加えて、
主人公の女性記者の働くことへの葛藤やODAの持つ課題や現場の現実にはリアリティがあり、ある種の共感と疑問符を追いかけているうちに自然と読み終えた。
読後感もさわやかで、作者の次回作を期待したくなる作品。 五感を刺激するミステリー 南国の美しい風景と男を見透かした描写が、巧妙なストーリ展開に織り込まれ、謎と期待に導かれて一気に最後まで読み進んでしまう。ストリーも細かな描写も以前の作品より洗練されている。原点は20歳の冬の葬儀。自分を導いてくれるはずの人との離別。アイデンティティの欠落を埋めるために、惹き合い、支え合い、傷付け合い、果ては憎しみ合う、影を背負った人々。自分の居場所を探し求めて真実を追究し、正邪の区別できない複雑な世界に敢えて踏み込んで、なおさら迷い、自分も他人も傷つけていく。人生分かってきた気がしてきた、でもなんか違う、このままで良いのだろうか、と思ってしまう30代、40代にお勧め。世界の苛烈な現実に一時思いを馳せて、無力感に浸ってから、自分にできることを考えて見るのもいい。
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[ 単行本 ]
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マネーロンダリング・ビジネス
・志摩 峻
【ダイヤモンド社】
発売日: 2009-03-06
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,228円〜
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・志摩 峻
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カスタマー平均評価: 4.5
淡白な殺人描写に現実の迫力 我々サラリーマンが恐怖を感じるのはグロテスクな殺人風景の描写ではなく、オフィスで実際に読む淡白な報告書なのかもしれません。本書ではいくつかの殺人風景が非常に淡白な報告書のように表現されています。サラリーマンを恐怖に陥れる新たなミステリー技法と言えるかもしれません。現実の凄味というか、所謂ハードボイルド小説で人が殺されるシーンとは異なる、自分のすぐ側で実際に起こった事件のような恐怖を感じさせられます。
労災保険を用いたマネーロンダリング手法は損害保険業界の人にとっては常套手段として知られているのかもしれませんが、銀行業界に勤めていた私にとっては新鮮でした。確かにケイマンに再保険引受会社を設立すれば非常に美しいスキームが描けます。小説から仕事上の新たな知見が得られるのは久しぶりです。
一方、本書の内容が難解でわかりにくいとの意見もあるようです。確かに一般的な経済小説がくどいほど背景を説明しているのに対し、本書での背景説明は簡略ですから金融業界外の方には不親切と感じられる部分があるかもしれません。ただ、説明が不十分というわけではありませんので、良く内容を読み返してみればわかるのではないかと思います。ありがたいことに著者の文章は東大卒エリートの特徴、即ち、網羅性と必要十分性は必ず確保する傾向がありますので、必要最低限の知識は本書のなかでも得られます。勿論、業界人は無駄な説明が省かれたスピード感のあるストーリー展開を楽しめるのでお得ですね。そういえば、金融業に勤めていて良かったと思える経済小説を読んだのも久しぶりです。
いずれにしても大変面白い作品なので、是非ともご一読されることをお薦めします。専門分野の難解さは推理小説を読んでいる気分にでもなって、金融業界の裏を暴きだす楽しみとされても良いのではないでしょうか。
著者にしか書けないリアリティ 著者は、日本のトップ損保・東京海上火災で2度の米国勤務などを経て取締役にまで上り詰めたバックグラウンドを持った人物。
それゆえに、
主人公浩介がその子会社の赤字原因を調べるために単身米国に乗り込むというところは、著者自身の経験が元にされていて、リアリティが感じられます。
さらに、
再保険のスキームを活かした、脱税、マネーロンダリングの手法も同様です。
小説であるがゆえにフィクションなわけですが、
これとそっくりの犯罪的保険手法で巨利を得ていた損保が、つい最近破綻しました。
そう、米国のAIGです。
というわけで、やはりリアリティある小説なのです。
組織の一員であるサラリーマンと、個人の正義感の間に揺れる主人公に、
特にサラリーマン読者は自身を主人公に重ねながら、小説の世界に入り込めることでしょう。
サラリーマン社会で成功し、その後、個人としても作家として独立した著者には、
「組織と個人」をテーマにした、社会派エンターテインメントをこれからも書き続けてほしいと期待します。 ビギナーには難しい、でも面白い… 新聞紙面で紹介していたので興味を持ち、読んでみた。
一気に読ませるストーリー展開の面白さと書いてあったが、当たっていると思った。
ただ、米国を舞台にしているので、登場人物や会社名にやたら横文字が多く、なかなか名前を覚えられず苦労した。
それに専門用語が多いので、ビギナーにはハードルが高かった。
経済部分は80%くらいの理解だったが、主人公と黒幕の神経戦はエキサイティングで、存分に楽しめた。
もう一度読み返してみようと思う。
ただ難点を言えば、ストーリーは偶然に頼りすぎ、ややご都合主義と感じられる箇所があった。
また、玉虫色の決着は納得がいかない。
いかにも日本の企業のやりそうなことで、リアルさはあると思ったが、きちんと落とし前をつけた上で終わらせて欲しかった。
著者の出世作である「ザ・リコール」も読んでみたくなった。
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[ 単行本 ]
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空飛ぶタイヤ
・池井戸 潤
【実業之日本社】
発売日: 2006-09-15
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
Amazonポイント: 19 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,210円〜
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・池井戸 潤
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カスタマー平均評価: 4.5
負けるな!!中小企業!!! この本が気になってる人は、是非読んでもらいたい1冊です。
グループ企業の汚さは、どこの業界も一緒・・・
「この後はどうなるの??」と気になりページをめくる手が止まりませんでした・・・
是非気になってる人は読んでください。
後悔しない一冊になる事間違いなしです。 コンプライアンス教育の教材として使用したい 上場企業で働く者のひとりとして、赤松社長というよりは、沢田課長に感情移入しながら
読んでしまった。ホープGほどではないにしろ、他では通用しないような組織の論理は、
多かれ少なかれ、どのような企業にも存在する。幸いにも、今までのサラリーマン人生の
中で社内の不正を目にしたり耳にしたことはないが、自分だったらどうしただろう、世間
を欺かずに、毅然とした態度を取ることができるだろうか、と自問自答しながら読んだ。
現在、多くの企業でコンプライアンスに関する教育がなされていると思うが、恐らくは、
どれも表面的なものなのではないだろうか。人材育成を担当する身としては、この本こそ、
「もしも自分ならどうするか」と考える格好の材料になりえるのではないかと考えている。
様々な組織で働く登場人物たちの苦悩を読み進めるうちに、あっという間に時間は流れた。
特に、中盤以降はページを開くたびに涙があふれてきた。一人でも多くのサラリーマンに、
真の意味で「組織を守る」とはどういうことが考えてほしい、と自戒も込めて思った。 気持ちいい、痛快な小説でした! 思いっきり某大手企業のネタを題材にした内容ですが、メインテーマ以外にもモンスターペアレント?的なネタもあり、大いに楽しめました!
赤松社長の苦難に一緒になって悔しい思いをしながらも、後半以降の事件が解決してくにあたっては気持ちいい!の一言です。
社会っていやだな?と思いつつ、実際の社会でもやっぱり正義が正しいんじゃないかなと思いました。
とにかくいい話です。是非読んでみてください。 事故に対する各々の立場でのリアルなやりとり リアリティがあっておもしろかった。実際に事故を起こしてしまった中小企業に対して銀行や取引先がとる態度や、原因を追究しようとする運送会社に対して大手自動車会社がとる態度もリアルだったし、事故を起こした運送会社、大手自動車会社、銀行それぞれの立場から思惑や苦労が表現されていて、1つの事故を様々な角度から検証していくのが見事だった。また、事件の容疑者扱いされた運送会社社長の家族を巡るやりとり、特に小学校のPTA総会について、直接PTAとは関係ないのに事故を起こした責任をとってPTA会長を辞めさせようと追い込むほかの親たちとの攻防も見応えがあった。
実在の事件をモチーフにした経済小説 走行中の大型トレーラーから突然外れたタイヤが、主婦と幼い子ども
を死傷させる。自動車会社の悪質なリコール隠しを白日のもとにさらし、
自らの潔白を証明するため、赤松運送の社長赤松は、ホープ自動車との
絶望的な闘いに身を投じる―。
もろに実在の事件をモチーフにした小説です。赤松を中心に、彼を見限る
社員と信じる社員、被害者の夫の慟哭、隠蔽に奔走する自動車会社の社員
と誇れる会社を取り戻そうとする社員、メインバンクの思惑、巨悪を追う
マスコミと、様々な立場の人間を重層的に描くことに力点が置かれています。
そのせいか、経済小説特有の小難しさはなく、とても読みやすい本でした。
モデルとなった自動車会社は未だに再生計画の途上にあり、事件の傷は
とても深いようです。また、脱輪事故を起こした運送会社はその後どう
なったんでしょうか?本書を読まなければ、その運送会社に思いを馳せる
ことも無かったと思います。
また、犯罪者と容疑者は決してイコールではないという当たり前のことに
改めて気付かさた本でした。
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[ 単行本 ]
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レッドゾーン(下)
・真山 仁
【講談社】
発売日: 2009-04-24
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,199円〜
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・真山 仁
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カスタマー平均評価: 3.5
上巻に比べるとストーリー展開が荒くなったよう。細部の書き込みがもう少しあれば・・・ 上巻が国際金融小説として、練られたストーリーとそれにリアリティを与える豆知識的な情報がこのシリーズの魅力だったが、後半は映画の公開に間に合わせるためかわからないが、ストーリー展開を急ぎすぎて無理があったように思った。
それでも、今後世界経済の中でより一層存在力を増すであろう中国の描き方などはとても読み応えがあり、中国語を取得しようかと考え始めた。 シリーズ中で最高に面白かったぁ? ハゲタカの全シリーズを読み終えました。
これを読むまではハゲタカ2が面白いと
思っていました。。。。が
スケールの大きさではこちらの方がかなり
面白いです。
何といっても多少ネタばれになりますが
アメリカとKKLと中国(国家ファンド)が手を結んで
日本の企業を買収しようとしにくるのですから。。。
鷲津さんにとって最大のピンチです。
それをどう切り抜けるのか。。。
そのあたりが一番の見どころではないかと
思います。
ドラマや映画の鷲津さんもそうですが
小説の鷲津さんにもう完全にハマって
しまって早く次の鷲津さんのその後を
読んでみたいです。
金融経済小説に、政治と社会のリアリティを盛り込もうと取り組んだ意欲作 『ハゲタカ』『ハゲタカ2(バイアウト)』に続く、真山仁氏代表作の第三作目。
上巻に引き続き、エンターテインメント性の高い内容となっている。
上巻のレビューにて、「経済」から出発した作品が「政治」や「社会」へとその領域を広げていくのが本作と書いたが、下巻では、そこにさらに「歴史」と「家族」という二つの要素が強く加わる。
最近、親しくさせていただいている経営者の方と話していて、「高いレベルで、そして世界的にビジネスをしようと考えたら、“歴史”という要素を学ぶことは欠かせないよ」と示唆に富んだコメントをいただき、さらに「歴史とは因果関係である」という共通認識を持ったが、本作の舞台となる中国は、日本に比べてもさらに歴史の重みが重視される国なのであろうことを、なんとか描き出そうと格闘している様が見受けられた。
また、グローバルに広がる舞台の中で、第一作目からのキープレイヤーである芝野が、クライマックスの直前でローカルな世界に生きることを決意するのも、個人的には筆者がなんとかストーリー全体のバランスを取ろうとした結果と受け取った。
一方、他レビューで見られる「無駄にキャラクターが多いように感じられる」といった意見もまさに的を射ており、上中下の三部作として刊行してもよかったのではないかという印象は残った。 世界最大の買収攻防劇! 上巻はややペースが遅く、
ややおもしろみに欠けますが、
上巻後半から物語の展開が加速。
下巻はもう一挙に読まずにはいられない、
あっと驚く買収攻防の数々が繰り広げられます!
かつ今の世界経済や日本企業の問題を
投影したような記述も出てくるので、
現実世界で起こっているような、
おもしろさもあります。
ただ「ハゲタカ」ほどのおもしろさがあるかは微妙で、
文庫化を待ってもよいかもしれないです。 今週GMが倒産します 今週GMが倒産宣言を出すといわれるタイミングなので
前の二作を全く読まずに購入しました
映画化は、本作とは異なり、赤いハゲタカがもう少し頑張るようですが
13億の民の血涙を絞ったファンドは、
もう少しましに扱わないと説得力が出ないかもしれませんね。
13億の金ではなく、市場が世界を制覇する未来はすぐ来るでしょう。
サプライヤーでもファンドでもなく、13億以上、20億の中国語社会の市場が
世界の産業を支配すれば、日本は、すべて中国スタンダードに合わせざるを得なくなることは
間違いなく、
この程度のストーリーでは説得力を持てません。
でもまあ、
若干、前作を引いた展開がわからない点は仕方ないですが
前作を読まなくても十分面白く読めました
飛行機の中で時間を忘れて引きづり込まれましたが、
主人公が強くなりすぎると、そこを中心に世界を回さないとかえって不自然にはなります
強すぎる主人公に、世界最強の中国政府と官僚が絡んだ時点で
ちょっと現実離れのSFスペースオペラ並みの現実離れがあまりにも遠くへ飛び離れすぎるので
星ひとつ下げるべきと感じました
この先、もう戦う相手は主人公の相手は、宇宙人くらいしかいません
このへんでシリーズ幕引きが、しかるべきなのかもしれません
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[ 単行本 ]
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リストラ屋
・黒木 亮
【講談社】
発売日: 2009-07-01
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,100円〜
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・黒木 亮
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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大番〈下〉
・獅子 文六
【ゼネックス】
発売日: 1997-12
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,163円〜
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・獅子 文六
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カスタマー平均評価: 5
一気に読めました 経済小説などと聞くと、非常に堅苦しい感じを受けますが、この作品は違いましたね。半分くらいは経済の話じゃないし(笑) 当時「人気の佐藤、実力の山崎」と言われていた両者の戦いなどが描かれていて興味深く読めました。 不屈の男 主人公は元合同証券の社長佐藤和三郎がモデル。合同証券→山一証券→メリルリンチ。山崎種ニさんではありません。山種さんは城山三郎「百戦百勝」のモデル。大番では主人公ギューちゃんのライバル役が山種です。昭和30年代にこのような痛快経済小説が書かれていたとは驚きです。黒澤明の「七人の侍」をみたときの、「こんなすごい日本映画があったんだ」と震えた感覚が蘇ってくるようです。今ではあまり読めなくなった獅子文六作品にどっぷりつかれるし、投資をしている人には、やる気の出る一冊なんじゃないでしょうか。 大番 株式相場に関心のある人だけではなく すべての人におもしろく読める相場師のサクセスストーリー。主人公の「ギューちゃん」は山種証券(現在のさくらフレンド証券)の創始者となった山崎種二氏。 株屋の小僧から身を起こし、巨額の富をつかむまでの 波乱万丈の人生はその愛嬌あるキャラクターとともに 楽しめる。 また、実際にあった仕手戦などを克明に書いているので 相場に関心がある読者にとっては、ひじょうに勉強になる。
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