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[ 文庫 ]
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妖異博物館 (ちくま文庫)
・柴田 宵曲
【筑摩書房】
発売日: 2005-08-10
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 710円〜
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・柴田 宵曲
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カスタマー平均評価: 5
怪異なるもの 昭和38年に青蛙房から出た単行本の復刊・文庫化。新仮名遣い、新字体に改められている。
著者はホトトギス社で編集に携わり、のち『子規全集』を編むなど俳句関係の仕事で知られた人物。一方で大量の古典籍・漢籍を読み漁っていたことでも有名で、そのなかから妖怪、怪異な現象などについてまとめたのが本書。
正編で取り上げられているのは、大入道、ものいう猫、天狗の爪、魚石など86個の話題。原典をそのまま引用するのではなく、要点だけをまとめ、似たような話を比較して、簡単にコメントを加えるという形式。
非常に多くの文献が使われており、すれっからしの妖怪ファンでも楽しめること請け合い。
また、コメントに非常にユーモアがあり、思わず笑ってしまうようなものも少なくない。
ただ、上級者向けの本であり、かなり知識がないと、ちゃんと読めないと思う。
続編の『続 妖異博物館』も同時にちくま文庫化されている。 文章も内容もすばらしい 「柴田宵曲の文章はやっぱりいいなぁ」と思う。これほど押しつけがましくなくて、しかも博覧強記なのがにじみ出る文体というのは珍しい。これまでは、岩波文庫の俳諧関連のものなどを愛読していたのだが、ちくま文庫から新しいものが出て、喜ばしいかぎりだ。 内容は怪奇話なのだが、そこは宵曲、人の神経をどぎつく刺激するような、品格に欠けるようなものになっていない。刺激という点では、最初は物足りなく思うかもしれないが、繰りかえして読めるこういう系統の書物がどれだけあるかを考えてみてほしい。また、民俗学関係のもののように、原因理由の追究ということもしない。叙述をとおして浮かびあがってくるのは、日本人の生活のなかにしみ込むように存在している神秘や怪異への嗜好であり、それはノスタルジックな感覚さえめざめさせてくれる。
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[ 単行本 ]
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語り書き 埼玉のむかしばなし〈第2集〉
・小沢 重雄
【さきたま出版会】
発売日: 1994-05
参考価格: 1,529 円(税込)
販売価格: 1,529 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 710円〜
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・小沢 重雄 ・北島 新平
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ホジャの笑い話〈1〉トルコの民話 (ハルク叢書)
【れんが書房新社】
発売日: 1997-03
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 700円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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伝説の旅
・谷 真介
【梟社】
発売日: 2003-09
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
Amazonポイント: 19 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 700円〜
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・谷 真介
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ラテン世界の民間説話 (SEKAISHISO SEMINAR)
【世界思想社】
発売日: 1989-04
参考価格: 1,988 円(税込)
販売価格: 1,988 円(税込)
Amazonポイント: 19 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 700円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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現代民話考〈1〉河童・天狗・神かくし (ちくま文庫)
・松谷 みよ子
【筑摩書房】
発売日: 2003-04
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 694円〜
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・松谷 みよ子
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カスタマー平均評価: 4.5
怖ぇぇぇ ぞくぞくするほど、キます。 ときにユーモラスに語られるからこそ醸し出される、不思議なお話。 口承文学の伝統を今に伝える好著 ある日の新聞に以下のようなことがかかれていた 「童話や民話は口で語られることに意味がある。 一時、童話は本当は残酷なものであるという指摘が よく行われたがそれは口で語る分にはさらっと流されているのであり、 文字にされた時にその残酷さが耐えがたいものになるのだ。 同様に同じパターンの繰り返しと言う手法も口で語る時に意味を持つ。」口承文化の伝統を今に伝える「現代民話考」 第一巻は「河童・天狗・神隠し」を扱う。 さすがに現代に河童や天狗は生きづらいのか ほとんどは明治から戦前にかけての昔の話である。 だが神隠しは現代においてもみられるような気がする。 柳田国男が伝えたことで有名な「山の中で神隠しにあったはずの 女性に出会った話」などは今読んでもちょっと怖さを覚える。 ぜひこれからも現代の民話を収集しつづけてほしいと願う。
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[ 文庫 ]
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戦前のこわい話 (河出文庫)
【河出書房新社】
発売日: 2009-06-04
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
( 通常2〜5週間以内に発送 )
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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水木しげる 世界の妖怪大百科
・水木 しげる
【小学館】
発売日: 2005-11
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 687円〜
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・水木 しげる
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カスタマー平均評価: 5
眺めているだけでも楽しい 子どもの頃持っていた本。捨ててしまい後悔していましたが、
求めやすい値段で復刊され、感動です。
絵がとってもいい。見ているだけで妖怪世界に
どっぷりと浸ることができます。控えめな説明文が、
かえっていろいろと空想をかき立てさせてくれます。
「見つかったら命を奪われる」なんていうコワーイ妖怪や
日本の座敷童みたいな妖怪、悪魔の力を持ったすごそうな妖怪など
何回見ても飽きません。
子どもの頃は読み飛ばしていた章間の文章ですが
地域ごとの妖怪の特徴が分析してあり、興味深いです。
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[ 単行本 ]
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呪歌と説話―歌・呪い・憑き物の世界 (三弥井民俗選書)
・花部 英雄
【三弥井書店】
発売日: 1998-04
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 680円〜
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・花部 英雄
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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よくわかる「天国・神界の住人」事典 (廣済堂文庫)
・幻想世界を研究する会
【廣済堂出版】
発売日: 2008-09-19
参考価格: 680 円(税込)
販売価格: 680 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 679円〜
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・幻想世界を研究する会
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カスタマー平均評価: 3
タイトルはシリーズで揃えてほしい! ファンタジー世界を取り上げた本が好きでよく購入するが、このシリーズには先行する『よくわかる「魔界・地獄の住人」事典』があるので、本書のタイトルは『よくわかる「神界・天国の住人」事典』とするべき。些細なことのようだが、二冊を書棚に並べると非常に違和感がある。PHP文庫や新紀元社のシリーズには、こういうアバウトさはない。廣済堂文庫の欠点ではないだろうか。もっと、ファンの「心」を考えてほしい。
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