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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ヴァンパイア―吸血鬼伝説の系譜 (Truth In Fantasy)
・森野 たくみ
【新紀元社】
発売日: 1997-12
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 676円〜
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・森野 たくみ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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知っておきたい魔法・魔具と魔術・召喚術 (なるほどBOOK!)
・高平 鳴海
【西東社】
発売日: 2008-12
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 662円〜
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・高平 鳴海
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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アラビアン・ナイトの世界 (平凡社ライブラリー)
・前嶋 信次
【平凡社】
発売日: 1995-09
参考価格: 918 円(税込)
販売価格: 918 円(税込)
Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 652円〜
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・前嶋 信次
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カスタマー平均評価: 4.5
最良の入門書 1970年に講談社現代新書として出たものを「平凡社ライブラリー」に加えた一冊。
著者は『アラビアン・ナイト』原典版の翻訳者として有名な人物。
本書は、『アラビアン・ナイト』について、源泉、言語、物語の枠組みなど、外枠の部分を中心に論じた入門書。
比較説話学の立場から、丁寧に解説してくれる。初心者にも非常に分かりやすく面白い。学説史をきちんとたどってくれるのもありがたい。
『アラビアン・ナイト』の成立には複雑な背景があり、独特の「枠物語」という形式にもきちんとした意味がある。本書を読んでから『アラビアン・ナイト』を再読すれば、面白さが倍増すること間違いない。 千夜一夜 と 日本の説話 アラビアンナイトの魅力は私にとってハシーシュ(大麻・マリファナ?)という植物だった。それが宗教儀式で使われたそうな記録に導かれ、本書を手にした。この中に納められていたハシーシュの箇所は、「分別を失わせる食物」という部分で、それに類した事例の日本の説話が挙げられていたのが、興味深かった。「今昔物語」「宇治拾遺物語」「入唐求法巡礼行記」で慈覚大師円仁が関わっているらしい。日本の説話を当時の中国・ペルシャと関係づけている説に、歴史の検証を示された気がした。当時の人々の苦労が覗けるようだ。
古代ギリシャや古代ペルシャの香りがするアラビアンナイトに1500年代のコーヒーの話が出てくる部分に、筆者はすかさず、加筆成立を指摘している。
広範な学説の紹介がなされていた。
最良の 「アラビアン・ナイト」 入門書 本邦初めてアラビア語原典からアラビアン・ナイトを訳した著者による、アラビアン・ナイトの起源/発展考にしてアラビアン・ナイトの世界の入門(案内)書。本書に通底しているのは、 @ 19世紀初頭からの欧米でのアラビアン・ナイト研究、諸学説を簡潔かつ平易に解説・紹介しながら A 物語の 「型」 を中心に、アラビアン・ナイトと他の説話集 (例えば 『オデュッセイア』 ) などと比較し、 アラビアン・ナイトがどのような異文化の影響を受けて発展・成立したのかを考える態度。 研究・学説の紹介は、要点を的確にまとめてあり、「お見事!」 と膝を打ちたくなる逸品です。 ただし、「解説」 でも触れられているように、本書が講談社現代新書として上梓されたのは1970年。その後の研究で覆された学説もあるので注意されたし。 「イスラム文明は、その発展過程において、ユダヤ、ギリシア、ペルシア、インドその他の文明をも豊かに取り入れたが、この説話集(アラビアン・ナイト)もまたそれらの方面からの影響を濃厚に受けている」(「はしがき」 より) すなわち、 「アラビアン・ナイトは中世イスラム文化の縮図」(本書ラスト)… というアラビアン・ナイトの見方に、目から鱗。 何度読み返しても楽しめる名著。 アラビアン・ナイトを、ただの 「物語」 としてだけでなく味わってみたい方への入門書としてオススメです。 very attractive book およそ現代以前のイスラーム世界を語らせたら最高の学者たる前嶋信次氏の『アラビアンナイトの世界』の文庫化です。 本邦初の原文からの直訳『千夜一夜物語(アルフ・ライラ・ワ・ライラ)』でもお馴染みの同氏の作品が、いま再び文庫版で読めるとは喜ばしい限りですが、子供の頃に読んだ本書は何故か氏の著作のなかでは「とびっきり面白い作品」という訳ではなかったことを覚えて居ります。 『玄奘三蔵』や『アラビアの医術』、『イスラム世界』等々の同氏の他の諸作は、夜眠るのも忘れて読み通したというのに、これはどうした訳でしょうか。 理由の一端は当時巷間に出回っていたリチャード・バートン卿の英訳版からの翻訳書『千夜一夜物語』(本文というよりも、その注ならびに「ターミナ!ル・エッセイ」)が余りにも面白くて、そちらに気をとられていたことと、本書の冒頭2章が千一夜成立論に割かれていて子供にはさほど興味が惹かれなかったことなどが考えられます。 しかしながら、この度ふたたび読み返してみると、本書の醍醐味がよく分かり、改めて氏の筆致の素晴らしさに感嘆させられる次第。古代ギリシア・インドにまで遡って『アラビアンナイト』の成立・因果関係を味わい深く分析したこの書は、出来るだけ大勢の方が目を通されることを期待します。
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[ 単行本 ]
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ボルヘス怪奇譚集 (晶文社クラシックス)
・ホルヘ・ルイス ボルヘス ・アドルフォ ビオイ=カサレス
【晶文社】
発売日: 1998-06-30
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 650円〜
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・ホルヘ・ルイス ボルヘス ・アドルフォ ビオイ=カサレス
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カスタマー平均評価: 4
ボルヘスの根っこ ボルヘス&カサレスという超人師弟コンビの編集による東西奇譚集。殆どが1ページ未満のお話ばかりなので、短編小説集という言い方も当てはまらない気がする変な本です。(だからスグ読み終わります。)でも、ボルヘスの短編集と同じような読み心地でして、彼(とカサレス)の小説家としての根っこがこういうところにあるんだなというのがよく感じられる一冊です。彼らの作品も混じってますが、やっぱり他の二人のオリジナル作品の方が密度があるのではないでしょうか。
なお、この本の翻訳は「フィネガンズ・ウェイク」を後に訳すことになる柳瀬氏が30代半ばで行っています。ジョイスとボルヘスという博覧強記の二大作家を翻訳した柳瀬氏は、やっぱりとても優秀な翻訳家ですよねえ。。 知の巨人と触れあえる さまざまな物語風の断片が、意味ありげである。一つ一つが面白いような不気味なような、皮肉なストーリーの骨組みである。
ボルヘスという文学者の名だけで畏怖したり敬遠したりすることなく、警句のコレクションとして楽しめばよいのだろう。普通の読書とはひと味違う感じがする。 変な話沢山 千夜一夜物語やフランツ・カフカ、荘子にホーソーンなどなど世界中の物語やその断片を集めた小品集。面白かったのは、「気むずかし屋」「怒りを恐れて」「いかにしてわたしは超人を見つけたか」「女弟子」など。
「緒言」で「物語の真髄は本書の小品にある」と書かれていますが、なるほど物語のエッセンスだけを取り出しているとわかる表題と小品です。聞いたことがない物語でもどことなく覚えのあるものがあり、「人食い鬼の撲滅」「邂逅」「バラモンたちと獅子」などは日本の民話にも類型をみることができるかと思います。
教訓であり、皮肉であり、普遍的でありながらも、おかしみがある。日本語でいう「ストーリー」というよりも、「物語」を好まれる方におすすめです。 「幻獣辞典」ほど面白くナイケレド.... ボルヘスはなかなか興味深い本を幾つか書いておりますが、世界各地の奇談を選りすぐった本書もその一つと言えます。 ただ私見を申せば、『幻獣辞典』ほど面白くは感じられなかった、と正直に告白しなければなりません。なかには、わざわざ取り立てて「ことごとしう」本書に収録しなくても良いのに、と思われる話柄も含まれていたような気が致します。やはり編者の気合いの入れ方が『幻獣辞典』ほど深くはないからなのでしょうか。それとも、私の読み方が浅薄だからなのでしょうか。ともあれ判断は読者各人がおのがじしなされるべきことかと存知ます。 先ずは時間と関心のある方は一度読んで御覧になることをお奨めいたします。決して無駄に時を費やしたと後悔することはない本ですので。
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[ 単行本 ]
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鬼の話〈下〉
【青土社】
発売日: 1997-11
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 650円〜
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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中国の不思議な役人―中国昔話大集〈2〉 (中国昔話大集 (2))
・話梅子
【アルファポリス】
発売日: 2005-06
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 1,470 円(税込)
Amazonポイント: 14 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 650円〜
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・話梅子
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カスタマー平均評価: 4
人生の指南書として、持っておきたい本です。 長引く不況から、終身雇用制度も薄れ、リストラ、倒産におびえる日々。
しかし、国民は長寿で、高齢化社会を生き残らなければならない・・。
そんな不安な日本で、「どうすりゃいいのよ??」と言いたくなる毎日ですが、
さすがは、「中国4千年の歴史!」話梅子さん独自の解釈で翻訳されたこの本は、
私たちの不安を、吹き飛ばすかのような、先人の教えや、お話に、
時には、笑い、同感し、涙を誘われる・・。
中高年に、「まだまだ、人生これからさ」と教えてくれる短編集です。
特に、最初のお話「大器晩成」は、読んでいて元気が出る内容です。
一家に1冊、ふと、心がさびしくなったとき・・読みたくなる・・。
人生の指南書に、私はしています。
星が1つ足りないのは、もう少し挿絵が欲しかった・・点です。^^;
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[ 単行本 ]
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妖鬼化(むじゃら)〈3〉近畿編
・水木 しげる
【ソフトガレージ】
発売日: 2003-12-15
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 650円〜
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・水木 しげる
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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図説 江戸東京怪異百物語 (ふくろうの本)
・湯本 豪一
【河出書房新社】
発売日: 2007-07
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 649円〜
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・湯本 豪一
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カスタマー平均評価: 2
怪異の端切れが百:物語が成立していない 湯本氏の妖怪本を読むたびに、得難い資料を開陳してくれることについての感謝と、それだけに終わってしまうことへの不満とが繰り返されてきた。この書物はなかでも出来がよくない。資料画像と説明が百回分あるわけだが、最初の方の明治の絵入り新聞からのカラー図版はなかなか綺麗であるものの、解説はその新聞の内容を少し現代語風に直しただけのもので、変体仮名の読み違えと思えるところもみえる。後半になると適当としか見えない解説を図版に添えたようなものが多く、さらに出典について説明がほとんどない。それは「明治妖怪新聞」などを読め、ということかもしれないが。 図版もあちこちで見慣れたものが多く、それだけで価値を感じるほどのこともない。出来の悪い紙芝居のような本である。夏になると妖怪ものや怪談ものが乱発されるが、もう少し丁寧な本作りを望む。
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[ 単行本 ]
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イタリアの昔話―トスカーナ地方 (世界民間文芸叢書)
・剣持 弘子
【三弥井書店】
発売日: 1992-07
参考価格: 2,345 円(税込)
販売価格: 2,345 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 640円〜
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・剣持 弘子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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中山道の民話
・市川 栄一
【さきたま出版会】
発売日: 1997-08
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 631円〜
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・市川 栄一 ・池原 昭治
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カスタマー平均評価: 0
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