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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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明日への旅立ち―アーカトラス年代記 (フタバ・ファンタジー)
・飯野 文彦
【双葉社】
発売日: 1996-04
参考価格: 795 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,400円〜
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・飯野 文彦
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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クリーニング屋のお月さま (理論社のようねんどうわ)
・坂東 真砂子
【理論社】
発売日: 1987-10
参考価格: 897 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,400円〜
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・坂東 真砂子 ・大沢 幸子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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リーマスと消去の魔法
・宮崎 景子
【碧天舎】
発売日: 2003-06
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,373円〜
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・宮崎 景子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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独立愚連艦隊〈8〉愚連よ永遠に! (コスモノベルス)
・羅門 祐人
【コスミックインターナショナル】
発売日: 2000-07
参考価格: 900 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,366円〜
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・羅門 祐人
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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最後のひとり
・メアリ シェリー
【英宝社】
発売日: 2007-12
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,150 円(税込)
Amazonポイント: 31 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,356円〜
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・メアリ シェリー ・Mary Shelley
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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ドラキュラ崩御 (創元推理文庫)
・キム ニューマン
【東京創元社】
発売日: 2002-01
参考価格: 1,155 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,354円〜
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・キム ニューマン ・Kim Newman
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カスタマー平均評価: 3.5
無理な展開に違和感 キム・ニューマンによる「ドラキュラがヘルシング教授に勝った世界」のシリーズ第三作。このシリーズは好きで、本作も期待して読んだのだが、なんだか不満足な出来であった。 1959年のローマが舞台で、映画、吸血鬼狩り、ジェイムズ・ボンド、チャチャチャなどがキーワードになっている。ニューマンの力量は相変わらずで、雑多な世界に実在/フィクションの登場人物がひしめき合い、破天荒なストーリーでグイグイと読ませる。しかし楽しめなかった。推理小説部分のお粗末さもさることながら、今回の主役であるケイト・リードのキャラクターとしての弱さが致命的だった。ケイトの地味さのせいで、周囲の登場人物たちが生きてこず、ストーリーのハチャメチャさもカバー出来ていないのだ。読んで損はないと思うけれど、お薦め出来るレベルではない。 次作に期待。 娯楽小説の醍醐味 シリーズを通して、本作も娯楽小説の醍醐味がつめこまれている。猥雑と高貴の入り混じった、まさしく二十一世紀の物語だ。書物の価値のくだりは、SF的センスが換骨奪胎されていてとくに圧巻。登場人物事典を眺めるのも楽しみかたのひとつだろう。時には爆笑を、時には勇気をくれる、比類のない本。次回作も楽しみだ。おすすめのシリーズ。
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[ 単行本 ]
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決定版 風の大陸〈5〉
・竹河 聖
【富士見書房】
発売日: 2007-10
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,150 円(税込)
Amazonポイント: 31 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,349円〜
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・竹河 聖
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カスタマー平均評価: 3
完結編ではあるが 文庫本で購入していましたが、こちらも購入しました。
堂々の完結編です。
重複表現はかなり削られているので、読みやすくはなっているのですが…
残念な事に、この巻では文庫本25巻の内容がそっくり削られています。また、加筆も殆どありません(確認出来ただけで一文のみです)。
欲をいえば、この最終巻は完結編なのですから、もう少し加筆して欲しかった(特にローダビア編)と思います。
けれども、読み応えは充分にあります。
文庫本全28巻を揃えるのが大変な方、一気に物語を読み進めたい方には、この決定版は丁度良いのではないでしょうか。
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[ 新書 ]
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淫獣聖戦―ツインエンジェル (JoyMateシリーズ)
・都 王子
【ワコー出版】
発売日: 1996-02
参考価格: 897 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,346円〜
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・都 王子
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カスタマー平均評価: 0
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[ 大型本 ]
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アーサー王物語 (2)
・トマス・マロリー
【筑摩書房】
発売日: 2005-06-24
参考価格: 3,150 円(税込)
販売価格: 3,150 円(税込)
Amazonポイント: 31 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,345円〜
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・トマス・マロリー ・オーブリー・ビアズリー
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カスタマー平均評価: 4
本邦初訳という点では価値あり この巻では主に異国の騎士トリスタンの活躍が描かれます。厨川文夫訳の『アーサー王の死』では、省かれてしまった巻ですので、日本語訳ではこれがおそらく最初の訳本になるのではないでしょうか。欲を言えば、もう少し文学的な訳をしていただきたかったところ。あまりに味気ないし、ひらがなが多いです。対象年齢を広くしているためかも知れませんが・・・。巻末の付録は、第一巻と同じで、少しがっかりしました。
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[ 単行本 ]
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パターン・レコグニション
・ウィリアム ギブスン
【角川書店】
発売日: 2004-05
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,199円〜
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・ウィリアム ギブスン ・William Gibson
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カスタマー平均評価: 4.5
過剰なる情報、そしてそれを内破すべく用意されていたヴァニシング・ポイント この作品はサイバーパンク(もしくはポスト・サイバーパンク)ではない。そもそもギブソン作品とは「サイバーパンク」であったのであろうか? 僕をサイバーパンクとはよばないで!
そしてこの作品がそもそもSFであるかどうかなどと考える必要があるのであろうか。
「君たちは未来に生きている」……そう、私たち自身が先取りされた未来を生きている。あなたはケータイにある機能を100%使いこなせているか? 知らぬまにテクノロジーの間隙に踏み込んで戸惑ってしまった記憶はないか?
現在は未来に深入りしている。そしてこの作品も私たちがちょっと(それは偉大なる時間なのだが)見過ごしている間に、あふれだすような過剰に私たちを浸らせてくれる。
かつて国境のない世界を想像していた以上に、あまりにも軽やかに、日常的に情報たち(そう、歴史の発端よりキーワードは【情報たち】だった)が居場所を、自らのテリトリーを必要とすることなく存在している……そこに我々は飛び込むことになるだろう。少なくとも私はその情報スープに投げ入れられた、本書を手にとって間もなく。
しかし、フィクションの中の現実、現実の中のフィクションとしての【911】の影が要所要所に垣間見られ、i-potを聴いていたサルが突然調教師に鞭打たれる。
ギブソンは最先端で息遣いするテクノロジーと、リアルな血と肉(不満なら「脳」を加えてもいい)を刺激する現実を織り交ぜることに、本書『パターン・レコグニション』で成功している。
だが、ここで一つ問題が生じるだろう。このあとギブソンはどんな作品に着手できるというのだろう? 過去おこなってきたように、本書を三部作の第一弾ともってくるのだろうか?
故キャシー・アッカーは、「電脳空間三部作」発表した時点のギブソンに対して、『ニューロマンサー』しか認めなかった。
私も『パターン・レコグニション』続編は願いさげだ。それほど『パターン…』フィクションとしての現実に、現実としてのフィクションにフィットしているからだ。
しかし、次なるギブソン作品を辛抱強く待ち続けているのは私だけだろうか? SFをかなぐり捨てて いつものようにSFを書こうとしていたギブスンが、9.11によってそのアティチュードをかなぐり捨て、現代がすでにSF的に描かれてもまったく違和感のない世界になっているという事実を突きつけてきた。個人的に、DCブランド全盛の日本の80年代に成長期を送った30代前半には、否応なく現代だと痛感させられる主人公の設定がリアリティーの裏打ちになって、ひやひやぞくぞくさせられる。 SFか否かということを軽くふっ飛ばして、この本は、現代を読むという快楽にハマれます。 未来はどこへ行った? これはSFではない。 google、eBay、スターバックス、9.11・・・ 現在、現実世界で、現存するテクノロジーを元に書かれたギブソンの最新作。 繰り返す、これはSFではない。
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