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[ 単行本 ]
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芸道綾錦夢譚 (小松左京自薦短編小説集)
・小松 左京
【廣済堂出版】
発売日: 1995-05
参考価格: 1,325 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,300円〜
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・小松 左京
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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月曜日は赤
・ニコラ・モーガン
【東京創元社】
発売日: 2006-08-24
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,294円〜
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・ニコラ・モーガン
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カスタマー平均評価: 5
新感覚? 読んでいて表現が楽しかった。
「彼女の肌は日に照らされたシナモン、焼きたてのケーキ、髪は蜂蜜のように長い。」
などなど沢山のイメージと色彩に彩られた世界が楽しめます。
ストーリーもいい。主人公ルークの成長がよくわかる。
初恋と成長の物語とあるけど、恋愛要素はそんなにないと思う。
ルークは事故をきっかけに不思議な力を手に入れて、視界の隅に変な生き物が見えるようになる。
その変な奴に力の使い方を教わりつつ、これから自分の姉にふりかかる事件を追う。
内容はそんな感じです。その変な奴にも思惑があってそっちにも抵抗するんですが。
自分は恋愛というより兄弟愛の方が強いと思いました。
ストーリーはもちろんですが、ルークが得た力越しに見える世界がなによりよかった。
本当におもしろい。興味がある方はぜひ買ってみるべきです。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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バック・トゥ・ザ・ティーチャー
・畑谷 賢治
【鳥影社】
発売日: 1996-12
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,288円〜
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・畑谷 賢治
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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故郷の岩屋〈中〉 (エイラ―地上の旅人)
・ジーン・M. アウル
【ホーム社】
発売日: 2006-01
参考価格: 2,520 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,288円〜
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・ジーン・M. アウル ・Jean M. Auel
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カスタマー平均評価: 2.5
エイラ今までありがとう。お幸せにね! 作者ジーン・アウル氏がこの物語を作るにあたって、先史時代をよく調べ、研究し、その上で自身の想像力をもってここまですばらしい物語世界を描き出したことには感服します。しかし、ストーリーの展開についてはシリーズ当初からのパターンの繰り返しで、魅力に乏しく感じます。
最初の『氏族編』で出合って以来、このエイラというたぐいまれなヒロインはすっかり私を魅了してしまい、その後のマンネリの連続にも屈せず私を本編までつれてきました。“うんざりするほどの旅”に私もつきあってきたわけです。今度こそ完結編と思ったのに、まだ続編があるとなると…
いくら舞台だけ丁寧に作りこまれていても、演じられるのが良くも悪くもアメリカンらしい低俗な群像劇ではさすがに限界です。ようやく故郷に着いたことだし、もうこのへんで個人的には『完』ということで。
それから、他の方もお書きですが、翻訳の文章が良くないですね。訳者はもちろんですが、この出版に関わった人は、この本の文章を読んで違和感を感じないのでしょうか。
最終巻まで、息切れしないでほしい。 読みましたとも、上・中・下 全1342ページ。
氷原を越えるエイラとジョンダラーの長い旅もようやく終わり、二人はゼランドニー族の9の洞にたどり着きます。氏族(=ネアンデルタール人=ゼランドニーの嫌悪する平頭)に育てられたエイラは、予想された抵抗を予想通り克服し、無事ジョンダラー連れ合いになることができました。次にエイラを待ち構える試練は、一族の癒してであり、精神的よりどころ、巫女的立場へのゼランドニアへの召命です。
それにしても、なんてまあ、めでたしめでたしの話なんでしょうね。巻を追うに連れ、主人公二人の性交描写の克明さに飽き飽きしていましたが、「エイラの美しさとジョンダラーのカリスマ的魅力」にも食傷気味です。狩猟採集生活の細部描写は、相変わらず楽しいですがね。表紙のエイラたちも、身長が180&195もある、成熟した絶世の美男美女には見えません。
こんなに嫌いなところが多いのに、本当に何でこのシリーズ、読んじゃうんだろう。偉大なるマンネリ? ハラハラドキドキは あと一冊で終われるのかってことだけになってきた。
まあ、無理だろうけど。
だらだらいつまでも続けてくれてもついていくけど、もうどうでもいい一冊になってしまったな?。 有史以前の人々の豊かさに驚く。 ゼランドニー族とともに暮らすようになったエイラは、2頭の馬と狼のおかげで
いつも注目の的となったが、それは同時に羨望と嫉妬をも生み出した。
膨大な知識と新しい技術。先入観を持たない公平な判断。どれをとっても非の打ち所の
ないエイラの支持者は増えてゆくが、それがさらに新たな嫉妬の元ともなってゆく。
現代社会に通ずる人の心の動きは3万5千年前から一滴の進歩もないようだ。
広告では、『‥エイラたちは、晴れてつれあいとして認められる。』となっているが、
実際は「縁結びの儀」の直前までで、この巻は終わってしまう。
結婚の様子は、下巻までお預けなので念のため。
それはさておき、本巻で特筆すべきは、特に洞窟に描かれた絵の描写だろう。
作者はまるでツアーコンダクターのように、二オーの洞窟、ラスコーの洞窟の壁画が描かれた
時代にまで読者を連れて行ってくれる。
誰が、何のために、どのように描いたのか。その技巧の巧みさはどのようにつちかわれたのか。
謎だらけだからこそのロマンがあふれている。
また、暮らしの様子の描写からは、おそらく何千という人々の集いを賄うだけの食料の豊富さ、
貯蔵の知恵など、意外な生活の豊かさを読み取れるが、それに比べて現代人は如何に汲々としていることか。
「足るを知る」ことの大切さを改めて感じさせられる。
後戻りのできない私だが、大いに反省させられた。
ただひとつ、残念なのは訳だ。
例えば、『‥いつの日か連中がおれたちに反撃しようと思いたったら、いったい
どんなことが起こると?』のような使い方を白石氏はされるのだろうか。
下訳そのままの翻訳かもしれないが、不自然で生硬だ。
何箇所か見受けられた。
これは決して揚げ足取りではなく、この物語のファンだからこそ申し上げるのだ。
エイラを応援する者の一人として、出版社の方にも翻訳の質の向上に努力をお願いしたいと思う。
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[ 文庫 ]
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ガメラ―大怪獣空中決戦 (スーパークエスト文庫)
・伊藤 和典
【小学館】
発売日: 1995-04
参考価格: 561 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,280円〜
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・伊藤 和典
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カスタマー平均評価: 5
なかなかのもの!! もの凄く面白いです。ガメラファン必見!!
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[ 単行本 ]
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デ・ラ・メア幻想短篇集
・ウォルター・デ・ラ メア
【国書刊行会】
発売日: 2008-05
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,280円〜
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・ウォルター・デ・ラ メア ・Walter De La Mare
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カスタマー平均評価: 4
気難しい面もありますが信念を持った人生観に裏打ちされた短篇の魅力をご賞味下さい。 今からほぼ100年前20世紀初期に活躍した英国の詩人デ・ラ・メアの秀作幻想短篇11篇を収めた待望の一冊です。これまで邦訳された作品数が少ないという事で、これを機会に著者の作風の全貌を掴めるだろうと期待して読みました。結果として作品の筋書きに2つのパターンを感じました。一つ目は死者が幽霊となって生者の前に姿を現し、自分の意思を伝えてから去り命を奪わずに見逃してくれるパターン、そして2つ目が運命のように無慈悲に命を奪ってしまったり、或いは幸福になれそうなのに結局最後に突き放されてしまうパターンです。恐怖の要素という点での感想ですが、本書に出て来る幽霊は恨みを持って復讐するといった動機づけを伴っていませんので割合に淡々としている印象です。それから時折時代の違いによる古色蒼然たる表現が出て来ますので、現代感覚から遠く離れた古めかしさが感じられますし、長めの作品には展開がゆっくりな冗長さが顔を出しますので、やや我慢と忍耐を強いられます。ですので私としては本書中の短めの作品をお奨め致します。私が読んで印象に残った3篇を紹介致します。
『謎』:おばあさまと七人の子どもたちが一緒に暮らす事になり、約束事として予備の寝室にある樫の長持で遊んではいけないと注意するのですが、ひとりずつ姿を消して行きます。『三人の友』:男が夢で見た皮肉な死後の世界とは、日常が永遠に続き何ひとつ変わらない地獄で、ある恐ろしい存在から審判を宣告されます。『一瞥の恋』:生まれつきの障害者セシルは眼を上に動かせません。人の顔を見られない彼が、足下だけを見て恋した女性を追い掛けて真摯な愛を捧げるのですが・・・・。感動が生まれそうでいて脆く儚く消え去ります。
著者の作風は、幸せを望まない世を儚んだ偏屈爺さんのような風情を感じさせます。気難しい面もありますが信念を持った人生観に裏打ちされた短篇の魅力を味わって頂きたいと思います。
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[ 大型本 ]
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「スカイ・クロラ」フィギュア付BOXセット スカイ・イクリプスバージョン
・森 博嗣
【中央公論新社】
発売日: 2008-06-24
参考価格: 8,190 円(税込)
販売価格: 8,190 円(税込)
Amazonポイント: 81 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,262円〜
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・森 博嗣
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カスタマー平均評価: 5
綺麗な本です スカイクロラシリーズの全刊収納ボックス+フィギュアBOXということですが、
欲しかったのは、中に一冊入っている本そのものだったので、それが安く手に入り
とても満足しています。
本自体がとても綺麗な装丁です。
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[ 単行本 ]
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剣嵐の大地〈2〉 (氷と炎の歌 3)
・ジョージ・R.R. マーティン
【早川書房】
発売日: 2006-12
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,262円〜
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・ジョージ・R.R. マーティン ・George R.R. Martin
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カスタマー平均評価: 4.5
筆力! 翻訳岡部氏の言葉の的確な選択と、会話文の巧みな描き分けが この長編を読ませて眠らせない物語にしている。家人の叱責を受けながら、朝方まで読みきり、朝になってもティリオンの言葉を、登場人物の前途を頭の中で反芻してしまう。
作者マーティン氏は一体どんな人物なのだろうか・・・と、考えずにはいられない。さまざまな人を受け入れ付き合う度量があるのだろうと推測してみたり・・・
人が目を背けてしまう醜さの側面にあるどうしようもない純粋さ、、思わず寄って踏み潰してしまう一瞬の美しさとその裏の残酷さ・・・読んでいる最中は物語に引き込まれて、現実と対象して考えられないが、しばらく後に、ふと自分に置き換えて考えてしまう。
世の中の残酷さも汚物も猥雑も描ききっているのに、中学生のときに読みたかった、と思ってしまう。
きれいはきたない、きたないはきれい、そんな言葉が理解できる気がする。
一気に読ませるすごさ この作品に付き合って長くなります。お話は少しずつしか進んでないように思えるのに
当初から登場人物たちが持っている魅力の深さと話の運びには最後まで付き合わされてしまいます。
普通のファンタジーならとっくに終焉を迎えるはずなのに
第3巻でなお深まる謎。 登場人物たちを襲う過酷な運命。
読み終わった後しばし脱力感を味わい
「この後どうなるんですか!」と思い、「作者はスターク家に何か恨みが‥」と
はやくも次巻を期待して待つのです。サージェイムは少し見直しました。
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[ 文庫 ]
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流浪の手記 (徳間文庫)
・深沢 七郎
【徳間書店】
発売日: 1987-11-15
参考価格: 399 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,254円〜
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・深沢 七郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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乱鴉の饗宴 下 (氷と炎の歌 4)
・ジョージ・R・R・マーティン
【早川書房】
発売日: 2008-07-24
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,253円〜
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・ジョージ・R・R・マーティン
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カスタマー平均評価: 0
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