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[ 大型本 ]
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第2地球創世記 (SFファンタジー・アート・シリーズ)
・パトリック ウッドロフ
【日本テレビ放送網】
発売日: 1987-12
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,500円〜
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・パトリック ウッドロフ
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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ピラミッド (A Discworld novel)
・テリー プラチェット
【鳥影社】
発売日: 1999-03
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,500円〜
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・テリー プラチェット ・Terry Pratchett
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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芸道夢幻綺譚 (自薦短編小説集)
・小松 左京
【廣済堂出版】
発売日: 1995-06
参考価格: 1,325 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,500円〜
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・小松 左京
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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生のさなかにも (創元推理文庫)
・アンブローズ・ビアス ・中村 能三 ・Ambrose Bierce
【東京創元社】
発売日: 1987-12
参考価格: 541 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,480円〜
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・アンブローズ・ビアス ・中村 能三 ・Ambrose Bierce
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カスタマー平均評価: 4
ビアス好きの方向けです。 「空を飛ぶ騎手」や「アウル・クリーク橋の一事件」など,ビアスの有名作品を収録しているほか,他の本にはあまり載っていない作品などもあるため,1篇でも多くビアスの作品を読みたいという方はぜひ。有名でないということは,内容もまあまあ,ということなので(必ずしもそうではありませんが),有名で面白いものだけ読みたいという方は,岩波文庫の「ビアス短篇集」を先に読まれたほうがいいかもしれません。 構成が戦場編と日常編に別れていますが,僕は戦場編の方が好きです。南北戦争に参加し,メキシコで行方不明になったというビアスらしさが出ていると思います。
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[ 単行本 ]
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ブランク (ノベル倶楽部)
・重松 奈緒美
【日本文学館】
発売日: 2004-11
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,480円〜
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・重松 奈緒美
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ウランバーナの森
・奥田 英朗
【講談社】
発売日: 1997-08
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,460円〜
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・奥田 英朗
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カスタマー平均評価: 4
あぁ、残念。。。 好きな作家だったので、期待して購入。が!うぅ?ん。イマイチ。
他の作品とはかなり?違う作風で、まぁそれがまた凄いとこだとは
思いますが。トピックである体調の不具合とそれを裏付ける様々な
過去の出来事。あまり綺麗なプロセスでは無いと思います。星1つ! 世紀のポップスター、ジョンに起こる奇妙な出来事の数々・・・ 軽井沢で夏の間を過ごしていたジョンは、ひどい便秘に悩まされ、ついには病院で治療をうけることになり、その診療の帰り道に、靄のかかった森で心に引っかかっていた人たちと出会う・・・。(もちろん相手はすでに死んでしまっている人たち・・・。つまり亡霊。)
最後に母親の亡霊も現れ、ジョンは母親と確執があったため、会うのをためらいますが、母親の生い立ちを知り、母親の愛情を知る・・・。
この作品って、奥田氏のデビュー作なんですね。伊良部シリーズのような笑いはありませんが、心が癒される効果は充分の作品だと思います。 お手伝いのタオさんがいい味でててます。 他にない感じ 新鮮でしたね。便秘って(笑)
でも、真剣なんです(笑)いやでも、本当に便秘は大変ですからね。笑ってちゃいけませんね。
「病気のつらさは、それが生活のすべてになってしまうこと」ってことを言っていて共感しました。病気の機嫌をとって、これはいい、これは悪いって振りまわされるんですよね。自分で選んで食べたり遊んだりできなくて、病気が選んじゃうんですね。
もう一つ、心に響いた台詞が。ジョンの便秘がひどくて、医師は「でなくてもいいんでは?」というんです。でも、ジョンは「???」って感じで納得できなくて。その他諸々伏線はあるのですが、まぁそういう状況での医師の台詞の一つです。
「人間にしろ、動物にしろ、生きていくうえでしなければならないことなど実はひとつもないのです。読まなければならない本もなければ、会わなければならない人もいない。食べなければならないものもなければ、行かなければならない学校もない。権利はある。しかし義務はない。してはいけないことがいくつか存在するだけで、しなければならないことは何もないのです。あなたは《かくあるべし》という気持ちが強すぎる」
なんだか考えさせられてしまいましたね。そういう視点では非常に好きな本です。描かれているメッセージが好きです。
ストーリー展開的には、先が読めませんね。確かにちょっとしんどいかもですね。 ちょっと合わなかったかも モデルはジョンレノンですよね。
本物のジョンが実際に姿を隠していた頃の話だったっけかな?
もちろんフィクションで
困難だったら面白いだろうなぁ?って想像だと思うんですけど。
で、そのジョンは軽井沢でひどい便秘に悩まされていた。
耐え切れなくなって病院に言ったジョンの元に
過去の亡霊たちが現れてくる。
すでに死んだ人たちとの交信を図ることで
ジョンは自分の過去と向かい合っていく。
あ?精神世界のおはなしだぁ?。
とはいえ、そこは奥田英朗。
そんなにへんなほうにも走らずに
上手い具合に均衡を保っています。
でも、すごく彼の作品の中では読みにくい作品でした。
しかも、伊良部先生シリーズを読んだ後に読んだものだから
その差になかなか追いつけませんでした。 珠玉の処女長篇 最近通い出したいきつけのカフェではいつもビートルズのナンバーが流れている。そこのソファに深くもぐりこんで本書を読めたことは小確幸であった。「ジョン」関連の書籍に空白の4年間があると作者はいう。ふたりのこどもがまだ小さかった頃、夏がくると来日し軽井沢でおだやかな日々を過ごしていたそうだ。そんなある年の夏の数日間の出来事が小説化されている。直木賞受賞作の伊良部医師の一連の短篇集の原点を垣間見ることができるかも知れない。主人公が森を彷徨ううちに行き着く「こちら側」と「あちら側」の境界線が最後まで曖昧なままなのも深く余韻を残している。全篇を通してたちこめるやさしさの気配が読んでいて心地よい。読了後、私も少し再生されたかも。
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[ 単行本 ]
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稲生モノノケ大全 陰之巻
【毎日新聞社】
発売日: 2003-09
参考価格: 5,250 円(税込)
販売価格: 5,250 円(税込)
Amazonポイント: 52 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,450円〜
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カスタマー平均評価: 5
一つの到達点として。 泉鏡花「草迷宮」の種本としても知られる、 怪談「稲生怪異録」を巡るアンソロジーが本書である。ある意味、決定版といってよいだろう。 資料的にも内容的にも。 今後、これを越える規模で同企画を出すことは難しいと思われる。 気丈な若侍。彼を夜毎訪れる恐ろしくもどこか愛嬌のある妖怪達。 西洋的なシリアスなものではなく、どこかのんびりとした日本独特の 風土を感じさせます。 編者東雅夫氏の執念に似た気合をも感じさせる一冊です。
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[ 文庫 ]
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くるみ割り人形とねずみの王様 (河出文庫―種村季弘コレクション)
・E.T.A. ホフマン
【河出書房新社】
発売日: 1996-01
参考価格: 652 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,400円〜
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・E.T.A. ホフマン ・E.T.A Hoffmann
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カスタマー平均評価: 5
バレエでお馴染みの名作 シュタールバウム家の兄妹フリッツとマリーは、今年もたくさんのクリスマスプレゼントに瞳を輝かせていた。贈り物が次々と開けられる中、マリーは1つの人形を見つける。それは、素敵な衣装に身をつつみ、ギョロギョロした表情にも愛嬌の感じられるくるみ割り人形だった。・・・ 『くるみ割り人形』といえば、クリスマスの時期に世界中で公演されるバレエでお馴染みですが、原作はあまりきちんと知られていないのではないでしょうか。この種村季弘さんの翻訳では、時にはいかめしい文体を用いながらもユーモアたっぷり、わかりやすく読みやすくて、あっという間に幻想的なファンタジーの世界へ引き込まれてしまいました。 そしてホフマンの限りない想像力の豊かさには舌を巻いてしまいます。楽しいクリスマスからくるみ割り人形とねずみの王様の戦い、そしてマリーがくるみ割り人形に連れられて訪れるお菓子の国、その描写の1つ1つが甘く可愛らしく、時には不気味でスリル満点、バレエとはまた違った『くるみ割り人形』の世界を存分に楽しめます! 併録されている『見知らぬ子ども』『大晦日の夜の冒険』も、おとぎ話のようなファンタジーの中にも、悪夢のような不気味さが潜んでいて、たまらない魅力を醸し出しています。オススメです!
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[ 文庫 ]
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戦乱の大地〈上〉―知性化の嵐(2) (ハヤカワ文庫SF)
・デイヴィッド ブリン
【早川書房】
発売日: 2002-09
参考価格: 987 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 999円〜
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・デイヴィッド ブリン ・David Brin
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カスタマー平均評価: 3
面白いけど難度が高すぎて・・・ 「人類の主属」を騙るローセンの、文字通り「化けの皮」が剥れた、前作「変革の序章」のラストから引き続き怒涛のごとく物語が動き始める!そして、ローセンの真の野望が暴かれ、寶(まれびと)が失われた記憶を取り戻すのと呼応するように、あの「ストリーカー」が、名作「スタータイドライジング」で全く明かされることのなかった「謎」をそのまま引きずって姿を現す(おい、おい)。 更には、十二分に凶悪と思われたローセンすら凌駕する列強種属ジョファーの登場に、惑星ジージョは正に「混乱の大地」の体を極めていく・・・。 膨大な、それこそ「銀河ライブラリー」丸ごと(?)と言っていいほどの情報量は、読み手にかなりの「読書力」、すなわち「文字→文章→映像化」の処理能力を要求する。正直、私の旧式なCPU=頭脳はオーバーフローし、「爆弾マーク」が何度も表示されては再起動、の繰り返しである。とほほ。 面白いけど難度が高すぎて挫折してしまうゲームの如し。 しばらく遠のくのだけれど、思い出したようにやり込んでまたまた挫折・・・。そしてようやく「クリア」か?と思いきや、「つづく」の文字!! それでもやはり旧(?)知性化シリーズと前作を読んだ諸氏は必読!(というか、読まねばここまで「がんばった」意味がない) しかし私は、第3部「星界の楽園」は、また少し休んでから読み始めることとしよう。 まだまだ続きます まさに銀河系のようにどんどん広がっていくストーリー。潜伏六種族は反撃でジョファーに一矢報いる。ここでは、「知性とは、誰かが与えてくれるのを待っているのではなく、自ら作り出していく精神から生まれる」というメッセージが感じられる。 一方、ストリーカーは独自に脱出の計画を立てる。しかしストリーカーは、なぜジージョへの潜伏を見破られたのか。まさかデニク派がストリーカー内にもいたとは。それでもジージョの物語は一応終わり、舞台は再び宇宙となる。キークィーとタイトラルまで加わって、十種族もの命運を巻き込み、シリーズは第三部で大団円を迎えるという。 きっと次も上中下巻で各500ページってなとこだろうなあ。楽しいような悲しいような。 だんだんついていけなくなる 前作「変革への序章」上下巻につきあって、すっかり頭の中がジージョになってしまった人でないと、なかなかこの世界には入っていけません。潜伏六種族をイメージするのがまず大変。毛の生えた二本足のカエルのようなフーン、嚢環集積体トレーキ、車輪のついた四つ目動物グケック(しかも若い女性個体)…これらの視点でオムニバス形式で描かれるため、まずは自分が人間であることを忘れなければならない。ふーっ。
しかし、おまたせストリーカーのクルーが、とうとう登場する。そして今回の敵役種族は、ジョファー。トレーキとジョファーは、伏線で判るように元同じ種族だった。グケック…ジョファーの怨敵である。ますます複雑になる設定。もうこうなりゃあ、ただ面白がって自分のために書いてやるとしか思えないブリンに付き合って、とことん読んでやる。
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[ 単行本 ]
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ねぎ坊主畑の妖精たちの物語 (fukkan.com)
・天沢 退二郎
【ブッキング】
発売日: 2005-03
参考価格: 2,835 円(税込)
販売価格: 2,835 円(税込)
Amazonポイント: 28 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,400円〜
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・天沢 退二郎
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カスタマー平均評価: 5
名前の魔法 この書物では、天澤退二郎の不思議な世界の登場人物たちに、再会することができます。「夜の旅」では、京志が沼の中の一軒家に住んでいます。夜汽車でやってくるはずの少女を、迎えに行きます。夜道では妖怪たちが待ち伏せをしています。なんとか間に合わせまいと、あれこれ画策をするのです。「人形川」では竜が、「グーンの黒い地図」では、一郎が冒険をします。天澤の世界では、名前には強い魔法の力がこめられています。少年たちは、あの彼と同じ名前を持っていますが、どうやら少しだけ違う存在のようでもあります。「少年がそのとき口にした言葉を私はここに記すことができない。もし書き記せば、この物語は消滅し、読んでいるあなたがたも消滅するだろう。」名前とは、ことばとは何かという問いを主題とする夢と魔法の作品集です。「オレンジ党」の秘密を分け合った同士の方々に。おすすめします。
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