次々と登場人物が増えつづけ、誰が主人公か分からない!この状態で終盤まで読み進めるじれったさは、むしろ快感さえ覚えます。ストーリーに山場がない! 結局なんだかワカラナイ!
さらに、随所に出てくる比喩的表現が、すげーわけわかんなくて思わず頬が緩んでしまいます。この楽しさは、読んでみないと分かりません!
結局、作者自身による自信たっぷりなあとがきまで、ツッコミ入れながら存分に楽しませていただきました。
ぜひみうらじゅん氏に教えたい!マイク水野先生に映画化してもらいたい!そんな小説でした。