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[ 単行本 ]
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聯想 中国最強企業集団の内幕 上
・凌志軍(人民日報高級編集者)
【日経BP社】
発売日: 2006-02-09
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 2,310 円(税込)
Amazonポイント: 23 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 36円〜
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・凌志軍(人民日報高級編集者)
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ドコモを育てた社長の本音
・立川 敬二
【日経BP社】
発売日: 2006-02-16
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
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( 在庫あり。 )
中古価格: 97円〜
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・立川 敬二
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カスタマー平均評価: 3.5
本当に本音? 1998年?2004年というケータイのまさに普及期、そして転換期とも言える時期に社長を務めた本人の弁をまとめた一冊。
便利なものを超えていまや生活必需品になりつつあるケータイの育て親。そしてその先をも見据えたビジョンを垣間見ることができる一冊でもある。 最低な内容、元社長の大星氏の真似ごと ドコモの創業期から、社長を務めた大星氏の著書の真似事にしか過ぎない。
著者は、確かに社長を務めたものの、いわゆるNTTからの落下傘。
ましてや、iモードは、著者がドコモに入社以前より、
大星氏が榎氏を抜擢し、推進した賜物であり、
著者は、規定路線に従っていただけ。それを、いかにも自身が業績を残したように語るのには、不愉快な気持ちを覚える。
また、上場についても大星氏が既に96年頃から準備を指示していたものである。
著者は、ドコモを成長させたと言うが、時価総額、利益ともに著者の在任中に大きく減少し、企業価値を低下させた戦犯である。
そのような人物が書く、この本は読むに値しない。 タフな社長の思考回路がおもしろい ドコモショップ運営を外部に委託したり、幹部を育てるドコモ塾が社内でも秘密だったりと、独特の組織作りが勉強になった。アナリストとの格闘、海外メーカーとの標準化争いは、なかなか表に出ない世界だけに、非常に面白い。国際戦略の失敗で1兆円損した話は言い訳にも聞こえるが、一つの携帯を世界で使えるようにしたいという立川社長の思いは分からないでもないかな。
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[ 単行本 ]
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小説 山一証券崩壊
・大下 英治
【廣済堂出版】
発売日: 1998-06
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 32円〜
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・大下 英治
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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闘争!角栄学校〈中〉闇将軍・田中角栄の「天国と地獄」
・大下 英治
【講談社】
発売日: 2001-02
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 32円〜
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・大下 英治
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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ザ・リコール
・志摩 峻
【ダイヤモンド社】
発売日: 2006-09-29
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 30円〜
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・志摩 峻
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カスタマー平均評価: 4.5
三菱グループの社員は是非読みましょう フィクションとはいえ、
著者のバックグラウンド(元東京海上火災取締役)をふまえているので、
とてもリアリティがあります。
・東京海上と三菱自動車の関係(東京海上は三菱自動車から多くの保険料を得ているが、同時に大株主でもあるというグループ内バランス)
・三菱グループにおける力関係(三菱商事、三菱東京UFJ、東京海上、三菱自動車…)
・コンプライアンスと会社の利益・存続はどちらが優先するか
など
大組織の中で昇進すればするほど、
個人の正義感と組織の論理のはざまで揺れる場面は多くなります。
著者も取締役まで上りつめる中で、
ときには主張し、ときには妥協し、サラリーマン生活を送ってきた、
その経験、葛藤、スピリットが作品の中に感じられます。
次は、損保の不払い問題をテーマにした小説を書いてほしいなと勝手に期待します。 一気に読ませる面白さ。でも… 同じ作者の「マネーロンダリング・ビジネス」が面白かったので、こちらも読んでみた。
話のテンポがよく、一気に読ませる面白さは評判通りだった。
ただ、釈然としない部分もある。
第一に巨大企業と闘う主人公が、自動車事故の当事者ではなく、その友人で損保会社の社員であるという点。
損保会社の社員がクビを賭けてまで闘うという動機が見当たらないし、伝わってもこない。
主人公が企業の内幕を描くための単なる狂言回しになっていて、感情移入ができない。
第二に自動車の欠陥メカニズムの解明が途中で放り出されている点。
話の前半では技術部が調査を進めているということだったが、結局その原因究明はいつの間にか立ち消えになってしまった。
リコール問題をテーマにする以上、欠陥車の真相究明を最後までして欲しかった。
第三に、問題の黒幕の所まで手が及ばなかったこと。
主人公は黒幕までは辿り着けず、サラリーマン的な着地は、非常に中途半端で読後感が良くない。
結局黒幕には髪の毛一本触れられず、かつ株で巨額の利益を得たという結果は、まるで悪を肯定しているかのような描き方だ。
実在する企業をモデルにして描いているということだったが、リコール隠しのために殺人までして、インサイダー取引で数十億円も儲けるなどという人がいるのか?疑問だ。
警察の捜査や証券取引委員会の監視もあるし、必ずどこかで足が付くだろう。
リアリティがないと思った。
最後には一つのサプライズが用意されているが、あまりにも唐突でSF的な結末だと思った。
ページ数の制限でもあるのか、突然の幕引きという印象がぬぐえない。
「マネーロンダリング・ビジネス」の方が内容も重厚で読み応えがあった。
コンプライアンスとは何か? ダイヤモンド社の経済小説大賞はいつも注目しているが、今年の受賞作である「ザ・リコール」を読んだ。読み始めてすぐに、三菱自動車のリコール隠し事件をベースにしていることが分かる。車の構造上の欠陥が生じている蓋然性が高いにもかかわらず社会的評価の失墜と多大なコスト発生をためらってリコールを避けようとする自動車会社、自動車会社と共謀して保険料の支払いを抑えようとする損保会社、これらの不正を告発しようとする損保会社の社員の攻防を描いている。さらに、自動車会社、損保会社それぞれが大企業であり、この問題を奇貨として、社内における自らの影響力の拡大を狙うグループが暗躍するが、いかにもモラルの下がった組織にありそうな話で、描写になかなかのリアリティがある。きっと著者自身の損保会社における勤務経験が活きているのだろう。「コンプライアンス」という言葉が一般化して久しいが、この言葉がいったい何を意味し、組織の一員としてどのように行動すべきかということを正面から考えさせられる一冊。 一気に読破! 著者2作目にして大賞を受賞するだけあって、人物描写や話の展開、スピード感をはじめとする構成力に優れた作品だと思います。興味はありながらも、PL法やリコール問題についてその本質を理解することが困難であったが、非常に分かりやすく、好奇心をもって読みすすめることができました。世の中ってあんななのかしら?と新聞やニュースの見方が変わりそうです。
経済小説でありながら、主人公のカッコよさ(あんな独身いるかなぁ…)や社長の潔さが少しハードボイルド系な気もしました。
いずれにしても、必読の価値あり作品です。
次回作が楽しみです。 良い意味での物足りなさ 読み始めたら止まらず一気に読んでしまいました。
当事者としての企業のほかに、いろいろな人の思惑が絡んでいてリコールの難しさを垣間見ることができました。
人物描写なども良くできていると思います。
前半と比べて、後半駆け足気味に話が進んでいくように感じられたので星四つです。
上下に分けてじっくり読ませて欲しくなる一冊です。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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赤いダイヤ(下) (ウィザードノベルズ (2))
・梶山 季之
【パンローリング】
発売日: 2004-12-18
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 32円〜
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・梶山 季之
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カスタマー平均評価: 5
エンターテインメントのお手本、これは面白いですよ 主人公木塚慶太の自脱未遂の場面から物語は始まり、俄か相場師森玄一郎、不良外人ウイルスン、フランス人形に似た超美人井出美子、金貸しジョー、腹黒い東穀取理事長松崎辰治、新聞記者小野敬一などなど、個性的な登場人物たちがテンポよく登場し、面白い物語を紡いでゆきます。
赤いダイヤと称される小豆を仲立ちとして、森玄・木塚の買い方と松辰の売り方とが対決するというわかりやすい構図、そこに使われる権謀術数、エンターテインメント小説のお手本のような作品です。
物語の舞台は昭和29年から30年にかけての東京穀物取引所のある蠣殻町です。当時の商品相場の手振りの様子が描かれいたり、小豆についての細かい性質、あまり耳にしない相場用語(解け合い、まばら筋、上長、下長、乱手、ドタ、回し玉、つけろ買い・売りなど)もかなり書かれているので、相場をやる人にはその方面でも結構役に立つ作品です。私は「商品相場用語辞典」を手許に置いてこの作品を堪能しました。
上下巻合わせて1000ページほどになる長編ですが、長さを感じさせない面白い小説です。これはお薦めできます。 最後までハラハラドキドキ!梶山氏の最高傑作です 森玄が辛酸を舐め尽くした後リターンマッチに挑みます。 だんだん相場の張り方も上手になっていく(?) 過程が見ものです。児玉氏をモデルにした押田という 右翼の大幹部も相場に参戦! また商品先物業界の汚い手口(今もあるノミ行為など) も暴露しています。 ヒロインの井戸美子も欲につられて小豆相場に参加。 そして可愛さ余って憎しみ100倍になってしまった 彼女は木塚を恐ろしい方法で陥れようとします。 う〜ん、女は怖い! 小豆の現物で儲けようとした木塚を 陥れる方法とは?果たして木塚の運命は?? 最高のサクセスストーリーです。
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[ 文庫 ]
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蛇の道は蒼く (ハルキ文庫)
・山本 甲士
【角川春樹事務所】
発売日: 2000-09
参考価格: 720 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 29円〜
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・山本 甲士
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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総務の男
・笹子 勝哉
【イーストプレス】
発売日: 1995-08
参考価格: 1,631 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 30円〜
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・笹子 勝哉
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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座礁 巨大銀行が震えた日 (朝日文庫)
・江上 剛
【朝日新聞出版】
発売日: 2008-06-06
参考価格: 672 円(税込)
販売価格: 672 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 30円〜
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・江上 剛
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カスタマー平均評価: 5
第一勧銀の総会屋事件を題材にした、ノンフィクション小説。 一気に読ませます!! 1997年に日本中を騒がせた、第一勧銀の総会屋事件を題材にしたノンフィクション小説である。広報部次長である著者が壮大なドラマを臨場感あふれた見事な作品にしている。
そのため、一気に読ませてくれる1冊だ。
当時、この事件で「呪縛」という言葉が有名になったが、大きな組織が対面を維持しようと
無理をすると、どこかで「呪縛」にはまってしまう。
本書の最後の部分で太田副頭取が、自分の担当以前に日銀考査で銀行が隠蔽した行為を
自分の担当の時、日銀考査で隠さず明らかにせよ。と指示したことを頭取就任記者会見
で正直に話したところ、それを問題視し、太田副頭取の頭取としての資質に疑問があると
面白おかしく騒ぎたてたマスコミの無責任な姿勢には強く疑問を感じた。
過去に隠蔽していた事実を自分の担当の時に正直に表に出すことを批判されるなら、
過去を含めていろいろな問題を抱える企業は、正直にやり直すことができないではないか。
このように大義に生きる姿は非常に魅力的であるが、こうした生き方が
会社などの組織体にあっていかに困難であるかを考えさせられた。
映画よりもこちらを! 著者が経験した総会屋事件をつづった小説です。
解説にもある通り、ノンフィクションと言ってもいいほどの内容だそうです。
総会屋事件を題材にした小説や映画がありましたが、
そちらよりも本作を読まれることをオススメします。
何よりも当事者が生々しく書き表した世界を感じられます。
時間の経過などが克明に描写されており、とても臨場感があります。
主人公の渡瀬正彦が呪縛に真っ向から立ち向かい、
大義に生きる姿は非常に魅力的であると共に、
こうした生き方が会社などの組織体にあっていかに困難であるかを考えさせられます。
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[ 単行本 ]
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ソニー・世界市場制覇の真実―小説「井深大と盛田昭夫」
・大下 英治
【ぶんか社】
発売日: 2003-04
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 29円〜
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・大下 英治
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カスタマー平均評価: 4
特に大賀氏の章が真新しい セピア色の写真が似合いそうなソニーの歴史を知りたい方にお勧めの一冊です。 盛田氏が身罷るまでのソニーの歴史について、人を中心に書き記しています。特に大賀氏の入社に関する記述は、他の本よりも詳しいと思います。 ソニーにもこんな時代があったのだなあといった郷愁をにおわす懐かしい感じがします。創業時代のパワフルなソニーを知りたい方にお勧めします。 特に大賀氏の章が真新しい セピア色の写真が似合いそうなソニーの歴史を知りたい方にお勧めの一冊です。 盛田氏が身罷るまでのソニーの歴史について、人を中心に書き記しています。特に大賀氏の入社に関する記述は、他の本よりも詳しく記していると思います。 ソニーにもこんな時代があったのだなあといった郷愁をにおわす懐かしい感じがします。 創業時代のパワフルなソニーを知りたい方にお勧めします。
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