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経済・社会小説

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されど降車せず 絶体迫力デルパワーX (近映文庫) 小説電通 ぬすまれた味 (ケイブンシャ文庫) 小説 土井たか子 (現代教養文庫) 組織に埋れず 勇気凛々 (講談社文庫) 巨大投資銀行 (上) (ルビ:バルジブラケット) 小説・The SAITAMA市誕生―担当部長・中尾浩介の告解 冷えた鋼塊〈下〉 (戦後ニッポンを読む)
されど降車せず 絶体迫力デルパワーX (近映文.. 小説電通 ぬすまれた味 (ケイブンシャ文.. 小説 土井たか子 (現代教養文.. 組織に埋れず 勇気凛々 (講談社文庫) 巨大投資銀行 (上) (ルビ:.. 小説・The SAITAMA市.. 冷えた鋼塊〈下〉 (戦後ニッポ..


されど降車せず

[ 単行本(ソフトカバー) ]
されど降車せず

・三沢 盛雄
【新風舎】
発売日: 1998-02
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 100円〜
されど降車せず
三沢 盛雄
カスタマー平均評価:   0

絶体迫力デルパワーX (近映文庫)

[ 文庫 ]
絶体迫力デルパワーX (近映文庫)

・戸的 あき ・塚本 裕美子
【近代映画社】
発売日: 1987-02
参考価格: 483 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 100円〜
絶体迫力デルパワーX (近映文庫)
戸的 あき
塚本 裕美子
カスタマー平均評価:   0

小説電通

[ 単行本 ]
小説電通

・大下 英治
【ぶんか社】
発売日: 2003-05
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 99円〜
小説電通
大下 英治
カスタマー平均評価:  2.5
良くも悪くも電通の影響力は強いのだ
 ノンフィクションものとしての発表が出来なかった、というネタを小説と いう別の調理方法で食べられる一品に仕上げた本。ちなみに初版は約30年前 (1981年)に発表されています。  話の筋自体は一昔前の(前述したとおり約30年前に書かれた小説なので) スパイものというか陰謀ものの焼き直しに思えるのですが、「事実なのだろう」 という「前提条件」を有しているので、下手な純粋フィクション小説よりは 引き込まれてしまいます。  最後まで読んだ後、後味の悪さが気になるかもしれませんが、電通という 会社(それが虚像であっても)の勢いを踏まえると、主人公たちは蟷螂の斧に ならざるを得ないのでしょう。それ故に電通の威光というものを、それと縁の 無い一般読者に対して知らしめることが出来ている一冊です。  多少の数字の違いはあっても大勢はこの本が出た当時と現在も変わりありま せん。広告業界がどんなふうになっているのか知るにも役立つ一冊だと思います。
ノンフィクションとして読むべき
小説としてはまったくつまらない。

というよりはノンフィクションじゃ書けなかった事を、「これは小説だから。」と言い訳をして、出版した本なのだろう。小説としてのつまらなさとして、例えば、台詞が異常に説明臭かったり、筋が単調でつまらなかったりする。(後、女性と外人の表現の仕方が恐ろしく変だ。女性の価値を表現する言葉で処女みたいにとかいう表現を久しぶりに読んだ。)

だから、この本は、小説電通というタイトルとは逆にノンフィクションとして読むべきだ。最初の100ページくらいを読むと、筆者が訴えたかった電通の問題というのはほとんどわかる。しかし、この本が81年に出版されたものであるという古さと、小説という形式がネックになっている。

確かに二十年前にこの本が出るころには価値があったのだろう。しかし、二十年の時を経て、再販する意味がまったくわからない。やるなら、完全にノンフィクションとして中身も最新の情報に更新してやってほしかった。もしかしたら、それを許さないくらいに「電通」の力が強いという事なのかもしれないけれど。


ぬすまれた味 (ケイブンシャ文庫)

[ 文庫 ]
ぬすまれた味 (ケイブンシャ文庫)

・小松 左京
【勁文社】
発売日: 1987-05
参考価格: 428 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 99円〜
ぬすまれた味 (ケイブンシャ文庫)
小松 左京
カスタマー平均評価:   0

小説 土井たか子 (現代教養文庫)

[ 文庫 ]
小説 土井たか子 (現代教養文庫)

・大下 英治
【社会思想社】
発売日: 1995-03
参考価格: 775 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 99円〜
小説 土井たか子 (現代教養文庫)
大下 英治
カスタマー平均評価:   0

組織に埋れず

[ 単行本 ]
組織に埋れず

・高杉 良
【講談社】
発売日: 1996-10
参考価格: 1,631 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 97円〜
組織に埋れず
高杉 良
カスタマー平均評価:   0

勇気凛々 (講談社文庫)

[ 文庫 ]
勇気凛々 (講談社文庫)

・高杉 良
【講談社】
発売日: 2005-11
参考価格: 830 円(税込)
販売価格: 830 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 98円〜
勇気凛々 (講談社文庫)
高杉 良
カスタマー平均評価:  5
タイトル通り読者が勇気凛々になる物語り。
 自転車開発会社ホダカ会社ホダカ創業者武田光司さんの物語だ。メディアの世界で生きるが、それでは飽き足りず、起業する。イトーヨーカ堂への熱心な営業、そして強固なサービスが実り、イトーヨーカ堂と共に成長を果たしたホダカ。様々な苦労が堪えないが、周りの人の助け、そして武田氏の前向きさが功を奏し、はだかる壁を乗り越えていく。その時々の武田氏の考えが小説という形式ではあるが細かく描かれる。タイトル通り読者も「勇気凛々」となる、物語です。
*はじめて企業小説を読みました!*
 企業小説というと男性の読むものという先入観があって、 今まで一度も読んだことがなかったのですが、、、 オアゾの書店でうろうろしていて、この本に出会いました! 「勇気凛々」という書名に惹かれたのです! ちょうど「嫌われ松子の一生」を読んだばかりでちょっとまいっていましたし! 高杉良さんも名前は知っていましたが読んだことはありませんでした。 ぱらっと本をめくると、武見太郎、岡本太郎、イトーヨーカ堂とか、新小岩とか、、、 女の私にもとっかかれる言葉が目につきました!  字も大きくて!読みやすそうでしたので買いました!  読んでみて良かったです! 企業小説ですが女のわたしにも難解ではありませんでした!  今後は高杉良さんの作品をもっと読んでみたいです!
これぞ日本の企業小説!!
実在する企業「ホダカ」創業者の苦難と成功を描いた力作!! 量販店全盛時代にイトーヨーカ堂と共に成長していく自転車事業。創業から事業を起動に乗せ、20周年記念のパーティーを開催するまでの物語が、非常にリアルに描かれています。 当時の熱い想いが伝わってきます。高杉氏の描写も絶妙。物語の交渉の場に自分が居合わせたような感覚になります。 IT、ITと叫ばれる今だからこそ、あるひとつのモノをつくり上げ販売していくその過程を冷静かつ情熱的に書いた本書は、創業を目指す方、営業を担当されている方に特に読んで欲しい作品。社会人なら一読の価値ありです。
ビジネスマンでなくても人生を学べます
非常に美談でした。ノンフィクションだから感動しながら読めました。ビジネス的な要素も勉強になりますが、人間的にも大変勉強になりました。老若男女問わず是非ご一読ください。

巨大投資銀行 (上) (ルビ:バルジブラケット)

[ 単行本 ]
巨大投資銀行 (上) (ルビ:バルジブラケット)

・黒木 亮
【ダイヤモンド社】
発売日: 2005-11-11
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
 Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 97円〜
巨大投資銀行 (上) (ルビ:バルジブラケット) ※一部大型商品を除く
黒木 亮
カスタマー平均評価:  4.5
投資銀行助産婦説
金融小説をここまで克明に、かつ迫力ある面白さで描ける筆力に驚いた。経験者だけあって金融商品の理解も的確で深く、一つ一つの金融事件を追った取材力も相当なもの。 物語は外資系投資銀行の草分けともいえる3人の日本人を主人公に、1985年から始まる。金融市場で外資参入が解禁され、急速にプレゼンスを高めていった背景には日本の不可解な市場慣行や財務行動があった。 外資系投資銀行は不動産や株価の高騰、海外企業や不動産の買収、国内での転換社債ブーム、更にはバブル崩壊後の損失先送り行動など、日本企業の弱点を探し出し容赦なくアービトラージしていく。日本国内ではこうした投資行動に批判的な言論が多いjのに対し、バブルの生成と崩壊は主に国内要因であり、その過程で株価調整や不良金融機関の淘汰という必要なアービトラージを手助けしたのが米系投資銀行だった、と、本書はいわば「投資銀行助産婦説」に立っているのだと思う。 3主人公の全盛時代の後には、欧州系や邦銀も同様のビジネスに参入し、また日本企業も賢くなって、余り儲からない時代がやってきた。本書はそれを竜神や藤崎の転身としてのみ描いている。できればサブプライムローンのように、米国が自らをアービトラージした時代まで書いてほしかった。
これが投資銀行だ!
投資銀行の中身を忠実に表している本で、こんなにダイナミックで 面白い本は今までなかった。いつか読もうと思っていたものの最近 まで読まなかったのを本当に悔やんでいる。 ストーリーはバブル崩壊前の1984年からりそなHG誕生の2003年(下巻含む) までである。会社名もほぼ実名で出てくるリアルなストーリー。 バブル崩壊の様子も見ていて非常にスリリングだ。 本書のメイン登場人物はカバレッジ、トレーダー、セールスの投資銀行の メインビジネスに関わる3人だ。これを読めば投資銀行が何たるか、何を しているところなのかが分かり、まさにそこが本書のテーマでもある。 (今はこんな詐欺的ビジネスはしていないが…) 黒木亮は実際に投資銀行に勤務していたこともあり、描写が本当にリアル。 一気に読んでしまったし、下巻も心から楽しみにできる一冊。
これぞ本物の経済小説
物語は、日本の都銀から、外資系に移った桂木 金融工学を駆使して稼ぎまくる外資系の竜神を中心に描かれる。 この竜神というのは、ソロモンブラザースの明神茂氏がモデルであろう。 この小説を読むとどきどきする。 血が騒いでくる。 桂木も竜神も簡単にビジネスを成功させているわけではない。 悩み苦しみがあってのことだ。 そんな点も書いていることに心惹かれるのかもしれない。 著者は金融工学の専門家のため、難しいこともわかりやすく説明している。 バブル前後の時代を検証する意味でもいい作品だと思う。
やっと面白い経済教説に出会えた
今まで、いろいろな経済小説を読んできましたが、こんなものなら俺だって書けるぞ?みたいな小説しかなかったのですが、久々に面白かったです。ただ、竜神君と桂木君がいつ出会うのかな?と思っていたので…まあ、でもよかったです。今から、トップレフトを読みます。
巨大投資銀行の内側を活写した傑作
本書の主人公は、バブル全盛の1980年代から崩壊後の2003年までの20年弱に亘り外資系の投資銀行で腕をふるう3名の日本人だ。その3名を通じて外資系巨大投資銀行が日本のマーケットでどのように振る舞い、そして莫大な収益を上げていったのかが描かれている。背景となるバブル全盛期から崩壊までの金融界の状況は事実に基づいており、かつ日米の金融機関の大半が実名で描かれているため、事実とフィクションの境界が曖昧で、様々なエピソードの大半が実話に基づいているのではと思わせる迫力満点の作品だ。 主人公の一人である桂木は都銀を中途退職して米系巨大投資銀行に勤務するが、そこは気持ちが良いぐらいの実力本位・収益本位の世界であり、毎期の目標を達成すれば莫大な収入が得られる一方、成績不振者はすぐ首にされる。桂木はM&Aチームに属し当初は苦闘しながらも、バブル全盛期で海外のホテルや資産を買いあさる日本企業のM&A案件で着実な成果を上げて成功への階段を上り始める。 もう一人の主人公の竜神はソロモンブラザーズのトレーダーで、実在の人物をモデルしていると思われるが、裁定取引という当時の最先端の金融工学に基づいた手法で、日本国債などに投資して、野村證券などの日系証券会社を相手に圧倒的な収益を上げ、自身も莫大な富と名声を手に入れることになる。 これらの米系巨大投資銀行に対して日本の金融界は、M&Aの世界でも債権トレードの世界でも情けないほどに実力不足であり、野村證券やメガバンクも全く太刀打ちできない上に、特にバブル崩壊で含み損を抱えた中小金融機関がリスクの大きな損失先送り商品を売りつけられて、食い物にされる姿にはやるせない気持ちがしてくる。 本書を読むと巨大投資銀行が大きな力で世界の金融界を牛耳っていることがよくわかる。金融機関で働くことを志すものには必読の書だと思う(但し本書を読んでしまうと本邦金融機関に勤務する気はなくなってしまうかも知れないが)。 但しその一方で、収益至上主義がもたらすモラルの低下といった外資系投資銀行の弱点も描かれている。昨年来のサブプライムで本書のモデルとなった投資銀行は軒並み巨額の損失を計上して苦闘しているが、そのような状態に至る構造的な問題を内包していることも本書を読んでわかる気がした。

小説・The SAITAMA市誕生―担当部長・中尾浩介の告解

[ 単行本 ]
小説・The SAITAMA市誕生―担当部長・中尾浩介の告解

・内山 務
【公人社】
発売日: 2002-08
参考価格: 1,995 円(税込)
販売価格: 1,995 円(税込)
 Amazonポイント: 19 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 95円〜
小説・The SAITAMA市誕生―担当部長・中尾浩介の告解 ※一部大型商品を除く
内山 務
カスタマー平均評価:  5
合併入門最適書
小難しくてつまらないのに「誰でもわかる合併入門」的なタイトルをつけられた本にくらべ、小説風になってはいるが、これは本格的な合併を取り扱った専門書であり、なおかつ読んでいて面白い本である。

中尾浩介=筆者であることは、明白の事実であるので、フィクションですと書いてあるが、さいたま市民やその関係者には、特に合併問題に関わっていた人には、自分のことのように読める非常に貴重な本ではないだろうか。さらにいえば、合併反対の住民投票の請求が事前につぶされたりしているところを見て、こういう技があるのかと感心する、自治体関係者も少なくないだろう。

それほどまでに、合併の内幕が詳細に描かれており、この本を参考に合併を勧めている自治体担当者がいてもおかしくないといえる???ではないか。

隠れた名著とはこの本をさすに違いない。
担当者でなければ書けない舞台裏
 これは、小説である。最初にフィクションであり、実在の人物、団体とは一切関係ありません、と書いてある。しかし、これは著者が7年間担当した浦和市、大宮市、与野市の合併の裏話であろう。

 合併推進という国の方針のもと、市理事者、議員、市民との関係の中で、何のための合併、誰のための地方自治なのかを自問自答しながら苦闘する自治体職員の姿が活写されている。
 


冷えた鋼塊〈下〉 (戦後ニッポンを読む)

[ 単行本 ]
冷えた鋼塊〈下〉 (戦後ニッポンを読む)

・佐木 隆三 ・佐高 信
【読売新聞社】
発売日: 1997-11
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 94円〜
冷えた鋼塊〈下〉 (戦後ニッポンを読む)
佐木 隆三
佐高 信
カスタマー平均評価:   0

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 更新日 2009年7月11日(土)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク