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[ 文庫 ]
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小説 政界三国志〈第4巻〉竹下内閣退陣 (広済堂文庫)
・大下 英治
【廣済堂出版】
発売日: 1995-08
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 250円〜
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・大下 英治
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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青い蜃気楼―小説エンロン (角川文庫)
・黒木 亮
【角川書店】
発売日: 2004-08
参考価格: 660 円(税込)
販売価格: 660 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 246円〜
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・黒木 亮
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カスタマー平均評価: 4.5
史上最大の詐欺事件から得るべき教訓 エンロンは、1985年7月、天然ガス輸送パイプライン会社インターノースと天然ガス輸送パイプライン会社ヒューストン・ナチュラルガスの合併によって誕生した。設立当初のエンロンはテキサス州周辺の中小ガス生産業者から天然ガスを買い上げ、それをパイプラインで輸送するという、堅実ではあるが利鞘は薄い商売をやっていた。創業当時の株価は僅か6ドル前後だった。
しかしレーガノミクスによる規制緩和に伴い、エンロンは野心的な事業拡大策に乗り出していく。1989年にジェフリー・スキリングが「ガス銀行」のアイディアを創案し、天然ガスのトレーディングを北米と欧州で開始したのを境に株価は上昇に転じ、1992年には10ドルを突破。アメリカのITバブルの波に乗る形で発展を続け、1999年には37ドルに達した。同年11月にはエンロンオンラインが稼働、12月には『フォーチュン』誌で「働くのに最高の百社」の第24位(エネルギー業界では1位)に選ばれた。2000年1月21日には71ドル63セントまで上昇、同年2月には『フォーチュン』誌において5年連続で「米国で最も革新的な会社」に選ばれた。アナリストはエンロン株は最高の買い銘柄で、株価は97ドルまで行くと予想した。
エンロンは 2000年度の売り上げベースでは全米第7位に躍進し、アメリカを代表する大企業にまで成長した。だが、この年の12月2日、エンロンは連邦倒産法第11章適用を申請し、事実上倒産した。
アメリカの1地方ガス会社にすぎなかったエンロンは、如何にして世界にエネルギー革命をもたらしたのか。そして何故、突如破綻したのか? エンロンの栄光と転落の軌跡を克明に描き出した迫真のノンフィクション。今またサブプライム問題という「偽装」に揺れる世界経済にとって、「エンロン問題」は決して過去の出来事ではない。
そんなに昔のことではない。米国版ライブドア事件!(順序は逆だが) 2001年11月29日に、エンロンは実質破綻した。
電気やガス事業といった伝統的な領域で、卸取引(トレーディング)といった新しいビジネススタイルを取るエネルギー企業のエンロンは規制緩和の波に乗って華々しく登場した革新型の企業という印象で、こういう企業には日本企業はかなわないだろうなという気がしていたが、実はその内実は、SPE(Supecial Purpose Entity)等のオフバランス化といった会計上の処理を駆使した金融工学企業で、会計技術を駆使して債務を隠し利益を大きく見せて成長企業を擬制したという内実が明かされる。
ストーリーはダイナミックでビジネス小説としては秀逸の部類にはいると考えてよい。投資事業組合を駆使したライブドア事件などと一脈通じるものもあり興味深い。 職業倫理とプライド アーサーアンダーセンのエンロン担当の会計士、社内弁護士、そしてエンロン社の幹部そのもの。そしてエンロンに融資している金融機関の担当者。
それぞれが目の前のことだけを考え、問題の先送りでしかない対応をとってしまった選択の行く末を小説という形をとることによって、読みやすく分かりやすく、興味深く示してくれています。
この出来事がほんのつい5,6年前のことととは全く不思議な気がします。
今もまだどこかに、「エンロン的」な会社が世界、日本にあるに違いないという気にさせられます。
情報を生でつかみ、分析することの大事さも実感できます。 崩壊の痕跡を描く 関係者の人柄や野心、利害関係者の動きなどを描きながら巨大企業エンロンの崩壊の軌跡を辿り、隅々まで及んだ影響の痕跡がアメリカの一企業の破綻では済まされなかったことを示している。日本の片田舎の企業が運用する年金の元本割れが描かれ、日本人にもただならない影響があったことを実感した。
極めて主観的な利益計上やブラックで複雑なストラクチャーの濫用で不正を重ね、年々業績を拡大するもののその不透明さはますます幹部の傲慢さを浮き彫りにしていく。巨大企業の崩壊が一部幹部の暴走だけで起こされたわけでなく、目の前の報酬におもねるように染まっていく監査法人、金融幹事会社など、チェックシステムが機能しなかった構造を紐解き、不正の土壌を掘り下げて記している。
2006年日本で公開されたエンロン崩壊のドキュメンタリー映画で、中心人物と関係者の生の声を聴き、起こるべくして起こったと苦々しい思いで鑑賞した。小説には描かれなかったエンロン社員のモラル低下の実態なども描かれているので小説と併せて見るとなお実情に迫ることができると思う。 自由化の功罪 規制緩和により真のメリットを享受するのは誰だろうか?
本来であればエンドユーザー(最終消費者)であるはずだが、同書においては電力自由化を進めるエンロン社が欺瞞と粉飾により同社トップマネジメントのみが利益を貪る姿を描いている。
チェック&バランスを司るはずの会計事務所は顧客でもあるエンロン社の依頼要請を断ることが出来ず欺瞞と粉飾を許していく。
改めて、ビジネス倫理について考えさせられる作品である。
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[ 単行本 ]
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自動車密約
・杉田 望
【講談社】
発売日: 1995-03
参考価格: 1,733 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 248円〜
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・杉田 望
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カスタマー平均評価: 0
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[ ハードカバー ]
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隠蔽指令
・江上剛
【徳間書店】
発売日: 2008-08-26
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 1,890 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 248円〜
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・江上剛
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カスタマー平均評価: 4.5
責任を押し付けられた頭取秘書の生き様 上司に忠実で自分が蒔いた種の責任は自分でとるという信念をもった頭取秘書の天野の生き様が力強く描かれていて、読み応えのある作品だった。
特に、頭取、総務部長、支店長、役員、転籍企業の部長など、登場人物にはそれぞれ癖があるのだが、みな自分の出世や地位を守ることばかりを考えてる様子にリアリティが感じられてよかった。ここまで責任を他人に押し付けられては、もはや誰も信用できないという現実の恐さもあり考えることもあった。
また、政界やヤクザ関しても銀行とうまく関連付けられて描かれていた。政界で秘書をしている鬼頭を中心に、国会議員の羽根田が窮地に立たされるような別の物語があってもおもしろいと思う。
ただ、天野の女性の扱いについては好感が持てなかった。仕事に対しては最後まで筋を通したのだから、浮気相手の女性や妻に対してもきちんと筋を通してほしいと思った。 エリート頭取秘書の宮仕えの悲哀と裏切られ。 江上氏のいつものお得意の合併銀行、不良債権、反社会的勢力のテーマに加えて、今回は真面目なエリート頭取秘書の忠誠心と復讐であり、一連の作品の中では面白い方ではある。ただ本書は「統治崩壊」と設定が似ている。「統治崩壊」は合併銀行の頭取案件の不良債権に対し、広報部の主人公(江上氏と重ね合わせか)が審査、総務、警視庁と連携を取り活躍する。一方、本書は合併銀行の相談役(前々頭取)のスキャンダル案件であり、主人公の頭取秘書は頭取からの隠蔽指示を受け、孤軍奮闘し、結局はハシゴをはずされ裏切られ・・というもの。総務部も人事部も役員達も汚れ役にはならず、誰も守ってくれないという、どこの世界でもある宮仕えの悲哀である。上司にとって部下は、自分に都合良く動いている間は重宝する。不具合が起きればリプレイスするだけの存在だ。これは本書ミズナミ銀行に限らず、一般的にそうだろう。負の遺産の隠蔽のみならず、銀行ではご法度の職場の女性問題も加わってハラハラさせられたが、結局これは中途半端な描き方に思えた。女子行員との関係も徹底してもっと恐ろしく描けたはずだ。江上氏がまだ合併、不良債権、人事抗争から脱皮しないのが不思議である。もう少し構想をじっくり練って、馬鹿馬鹿しい設定ではなく、より現実的な内容の小説を期待している。本書にある人事部・総務部主管のセクハラ査問委員会や、出世しか考えていないという新宿支店長をターゲットに、新党結成の軍資金調達を支店長権限でファンドへの10億円融資依頼などは、空想的で読んでいられなかった。奇想天外・内容多岐大盛りよりは、身近なしかも怖いスリリングな行員の日常(人事・金・事故・誘惑・行内恋愛等々)を描いた方が面白いのではと私は思う。 「サラリーマンが自分を守れるのは結局自分自身しかいない」ということを痛感させてくれるサラリーマンの危機管理上必読の一冊 サラリーマン生活を送っていると、いつ、どこに落とし穴が潜んでいるかわからないという思いをされている方も多いだろう。
本書では、近年、食品偽装問題をあげるまでもなく、企業コンプライアンス上の問題が多くの企業で大きなリスクになっていることにもポイントを置いた時代背景の下、話は進んでゆく。
企業の不祥事が多発し、さらに、その数は勢いを増そうとしていることなど、サラリーマンの方なら内心どこかで意識している。それが自分の身に降りかかってくるとまでは考えていないかもしれないが。
しかし、それが自分の身に、そして、誰の身にも降りかかってくるということを著者は小説というスタイルの中で強く警告する。
厄介事を他人に押しつけ、うまいこと部下に責任をなすりつけて自分の身を守ろうとする上司の姿を見たことのある人も多いだろう。サラリーマンはおかしいなと思っていても、なかなか上司の命令には逆らえないものであるからだ。
過去の会社の負の遺産のツケを払わず、先送りや他人に責任を押しつけて自分の出世を優先してきた人は程度の差はあれどの会社にもいるだろう。やはり、みんな自分が一番かわいいものだから。
自分の会社が企業不祥事や商品偽装などの不祥事や事件に巻き込まれたとき、サラリーマンであれば、誰の身にもその責任をなすりつけられることは起こり得るということを本書は、はっきりと読者に示してくれる。
「自分の身を守れるのは自分だけ」ということを本書はサラリーマンに改めて強く認識させてくれる。
不正融資、不良債権、貸金業法改正など、ここ数年間に実際に世間を騒がせた問題をテーマにしているが、なぜか、本書の中で「政界再編」が予告されていることが、より一層、本書に彩りを添えている。 落とし穴がいっぱい 上司にとっての部下。部下にとっての上司。
サラリーマンである以上、誰もがこの関係をいかに築き保つのか
考えずに過ごすことはできないでしょう。
時は貸金業法改正直前。
銀行、政界、ヤクザの世界と決して白日の下にさらされることのない
複雑な人間ドラマの中に1本骨太の社会問題が盛り込まれていて、
とても読みごたえがあります。
誰もが火中の栗を拾おうとしない中、
気が付けば主人公・天野善彦は厄介な問題のど真ん中へ。
落とし穴だらけのサラリーマンにとって
本当に大切なもの、守るべきものは何か?
サラリーマン人生のど真ん中を歩き、
多くの辛酸をなめてきた著者だからこそ綴られた作品だと感じます。
上司とはこれほどまでに部下を利用しようとするものなのか、
読んでいて切なさと怒りが込み上げてきます。
上司として、部下として、
自らの振る舞いに思いを馳せながら読むといいかもしれません。
上司にとって、部下は取替え可能な部品に過ぎないのか 改正貸金業法改正前の金融界を背景に、法改正によって明らかになる過去の不正融資を隠蔽するよう指示されたエリート銀行マンの悲哀を描いた経済小説です。
ミズナミ銀行頭取秘書の天野は、ある日頭取から過去の不正融資をなんとか隠蔽するよう指示を受けます。
問題の案件は、先々代の頭取が起こしたスキャンダルの口止め料代わりに行った7億円の融資です。手切れ金だから返す必要はない、と居直る債務者に手を焼いて、一度は子会社のノンバンクに債権を移しました。
しかし、改正貸金業法が改正されてしまうとグレーゾーン金利廃止に伴って子会社のノンバンクも巨額の引当金を計上しなければならなくなります。不良債権の洗い出しが行われ、スキャンダルが明らかになると現頭取の責任問題にも発展しかねません。
本来なら、こういうややこしい問題を処理すべき総務部長が及び腰のため、天野は頭取秘書として奔走をはじめました。
難しい問題になんとか筋道を立てた天野は、上司として信じていた頭取にはしごを外され、苦境に立たされます。
コンプライアンスが重視される時代だからこそ、真面目なサラリーマンはジレンマに立たされる傾向があります。
帯に大きく書かれた「もう君には用はない」は人ごとではありません。
上司にとって、部下は取替え可能な部品に過ぎないのか。
考えさせられる一書でした。
最初の30ページまでは、好色な政治家と汚い政治資金というありがちな設定に「この本、ハズレだったかなあ……」と投げ出しそうになりました。ところが、読み進んでいくうちに、ぐいぐい内容に引き込まれてしまいます。
エリートサラリーマンとして、上司によかれ、会社によかれと行動してきた真面目な主人公が、落とし穴にはめられていく。最後には上司にも見捨てられることを予感するストーリーから、目が離せなくなってしまいました。
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[ 単行本 ]
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社長解任動議
・金沢 好宏
【ダイヤモンド社】
発売日: 2004-12
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 246円〜
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・金沢 好宏
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カスタマー平均評価: 5
迷えるビジネスマンは読め! 処女作とは思わせない力作。電子部品の商社だったアドバンスを、情報機器商社として飛躍的に発展させていく過程は読み応えがあり、著者プロフィールからアナリスト&ファンドマネージャーの経験があると知って妙に納得。またビジネスの世界に生きる男たちや、父と息子の関係もリアルに描かれていたと思う。後半、主人公がギリギリの決断を迫られる展開からは目が離せなかった。今後の作品もぜひ読みたいと思う。 社長解任動議 作者からとても大きな勇気をもらった。 自分は、問題再送り・上司の指示通りにしか動かない・自分の意見は絶対いわない・上司が帰るまで帰れない職場に勤務しており言い訳はひたすら家族のためという自分に対し、痛烈な鉄拳であった。 ベンチャー企業での非常に濃い人間ドラマ。それをささえてくれた妻。 我々、平凡なサラリーマンには理想のような、威風堂々とさわやかに、ドロ臭く人間味あふれるストーリー展開に酔いしれた。このままでサラリーマン生活を終えて良いのか?沢木耕太郎の<一号線を北上せよ> を読み終えた時とよく似た爽やかな勇気を貰った。 社長解任動議を読んで 現在銀行員の小生にとり、畑山の生き様は痛烈なメッセージを与えてくれた。ベンチャー企業での苦労と成功と銀行の陰謀!! 世の中的には安定した、農耕民族の銀行員と違い、証券マンは<時差・金利差は金なり>と狩猟民族でバイタリティ溢れる。 家族のためと言いながら、何か不完全燃焼の毎日に対し、<このままでサラリーマンを終えて本当に良いのか?後悔しないサラリーマン生活だったのですか?> 誰も責任を取らない、問題先送り、事なかれ主義の風潮に痛烈なメッセージをくれた作者に、<ありがとうを言いたい>。 価格並みの価値はある 実在の企業をモデルにしているわけではないようだが、リアリティは十分。文章も練れていて、一気に読める。また経済小説に留まらず、ある人にとって“重苦しい人の存在”という、新鮮なモチーフを取り入れているのもユニークだった。読後感もいい。半面、ストーリー展開がシンプルすぎて深み(広がり)に欠ける、人物描写がやや粗いなど、難点はいくつかあるが、処女作ということなので、今後が楽しみだ。
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[ 単行本 ]
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孤独な獅子―M&Aの黒い罠
・毛利 宏嗣
【郁朋社】
発売日: 2007-09
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 235円〜
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・毛利 宏嗣
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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暗愚なる覇者〈下巻〉―小説・巨大生保 (新潮文庫)
・高杉 良
【新潮社】
発売日: 2009-03-28
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 235円〜
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・高杉 良
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カスタマー平均評価: 3
もう一工夫欲しい 上巻の迫力に比べ下巻は”巻き”に入った感が否めません、結末もなんだかすっきりしないし。金融腐食列島を始めとする高杉良の経済小説の焼き直しにしか見えないなー、残念ながら。もう少し登場人物の人となりに工夫して欲しい、全員一緒に見える。
相互会社から変換しない理由はよくわかった。なんと未だに大手生保のほとんどが相互会社のままで株式会社となっているのは大手では三井生命と大同生命ぐらいですし。
外資系が伸してくる訳だよ。
■読んで欲しい人
・保険契約社の人
・保険会社に勤める人 一気に読み終えた 上巻を読み終えた時点でその先の展開が気になり、下巻を一日で読み終えた。テンポがよいので、 500 ページ弱と厚い文庫分にもかかわらず読み終えるのはあっという間だった。下巻もほどよい割合で情事が描画されていて、それが読みやすさを助けていた。
下巻へ読み進むときの関心は二つあった。一つは本書の視点になっている吉原が鈴木社長体制およびその取り巻きたちにどう立ち向かうのか。そして、もう一つは、本書の終わり方。このどちらの関心にもある程度の満足を与えてくれたのが、吉原から鈴木への意見書である。「...恐怖政治、強権政治によるダイナミズムの劣化、モチベーション、モラールの低下...」。意見書の内容は、吉原と同じような思いをもつビジネスマンの代弁であり、読んだ後になにかすっきりとしたすがすがしい思いがこみ上げてくる。
この意見書を読んで思い出したのが、上巻に登場する弔辞。著者は、弔辞や意見書などのフォーマルな文面で読者を惹きつける力があると感じた。たまにはこのようなビジネス小説を読むのも悪くないですね。 組織でどう生きるか?組織をどう考えるか? 巨大企業ではなくとも組織にいれば、
そこでどう生きるのか?自分がどのような役割を担っていくのかを考えるときがあるだろう。
今回はあらためてそれを考えさせられた。
自分一人の力ではトップの舵取りまでは変えさせられないが、
何かをしなければともがく主人公。
その組織を見限るのは簡単だが、思う気持ちがあるからこそ、
焦り、怒り、落胆し、とさまざまな感情をぐっとこらえる必要がある。
生保業界の有様も興味深かったが、
組織で生きるとはどういうことか?を考えさせられる作品。
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[ 文庫 ]
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花の嵐―小説小佐野賢治〈下〉 (光文社文庫)
・清水 一行
【光文社】
発売日: 1999-05
参考価格: 660 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 228円〜
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・清水 一行
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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サタンの哄笑
・くれない 太郎
【文芸社】
発売日: 2003-01
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,050 円(税込)
Amazonポイント: 10 pt
( 通常6〜11日以内に発送 )
中古価格: 229円〜
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・くれない 太郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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振り返らないで―Think out of the box
・いそみね けん
【柘植書房新社】
発売日: 2006-09
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 223円〜
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・いそみね けん
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カスタマー平均評価: 0
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