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[ 単行本 ]
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首相が靖国参拝してどこが悪い!!
・新田 均
【PHP研究所】
発売日: 2005-08-02
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 75円〜
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・新田 均
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カスタマー平均評価: 3
民族として内政干渉に立ち向かう気概 本書は、中共の言うがまま、首相が靖国の参拝を中止すれば、中共との親睦
関係が良くなると考えている、所謂戦後民主主義世代の教育を受けた多くの日本
国民に読んで欲しいです。著者は、中共が靖国を敵視し、日本の首相が靖国の参
拝に対して異議を唱える理由は、中共が虎視眈々と日本の併合を狙っているから
と説明します。日本が中共の策略から逃れる策は只一つ、民族としての独立意識
の気概を持つことです。 即ち、諸外国からの内政干渉を超えた精神・宗教干渉に
対して、国民全体が一丸となり毅然とした態度で立ち向かうことが何より大切です。
そのために、自分を愛し、自分の源である両親を愛する。そして、連なる先祖を
敬う心、その中で、命をかけて日本の発展に尽力された英霊を祀る心、つまり靖国
の精神が大切だと訴えます。首相には害圧に負けず靖国参拝を続けて欲しいです。 首相はやはり来るべきでない。 A級戦犯の合祀が昭和天皇の反対を押し切って、強行されたことを知った。それ以来昭和43年以来、天皇親拝はされていない。
国会議員がぞろぞろ集団で、まるで小学生の修学旅行のようにバカつら下げて歩くのに、嫌悪、憫笑を禁じえない。
やはり戦場、あるいは国内で死んだ者だけ、祭祀される資格があり、後方で、戦死者を増えるに任せていた戦争責任者は、祀られるに値しない。阿南惟幾のように責任者だったら、自刃すべきではなかったのか?
戦争で亡くなられた方々の無念を思うに、残念であるし、現今の政治論争の具にされていることに、怒りを覚える。 疲れる この本を読むと非常に疲れる。保守派の言いたいことが手に取るように解る。いつもの論法でトートロジックな言葉の使い回し。此で世間に問うのだから困ったものだ。 人間ばなれした馬鹿政治家の発言 靖國神社は、我が国が幕府政治体制から近代国家体制に大きく生まれ変わろうとする時に、不幸にして避けられなかった明治維新の内戦(戊辰戦争)において、国のために一命を捧げた人たちの霊を慰めようと、明治二年に明治天皇が「東京招魂社」として建てられたのが起源で、明治十二年に「靖國神社」と改称されて今日に至っている御社である。明治天皇が命名された、この「やすくに」という御社号には「国を平安にし、平和な国家をつくり上げる」という御心がこめられている。後に嘉永六年のペリー来航時まで遡って、国内の戦乱で斃れた人たちも合わせて祀られ、その後に起こった佐賀の乱、西南戦争、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、満州事変、支那事変、大東亜戦争等の事変で戦死された方々を始め、軍人だけでなく看護婦として従軍された人達も含め、身分、職業、年齢、性別等に関わりなく手厚く祀られている。これらの方々は全て、祖国永遠の平和とその栄光を願いつつ、日本民族を守るために掛け替えのない尊い生命を国に捧げられた同胞の方々である。言わば現在の平和を享受している我々の生活は、この方々の献身的な行いがあってこそ成り立っているのである。そのことを全ての国民が決して忘れてはならない。 馬鹿な政治家や進歩的文化人は靖國神社や境内にある遊就館が「戦争讃美している」と言うが、偏見を排してしっかりと観よ。戦争賛美などはしていない。日清、日露さらに先の戦争にも我が国なりの大義があったと言っている。当然であろう。気が狂った国家であるまいし、我が国にはその時代時代における国家存亡を賭けた主張があったのだ。我々日本人の先人が苦悩にまみれながらも個の命を捧げて母国、故郷、家族を護ろうと戦ったのである。そんな崇高な誇るべき先祖に感謝しないで日本人と言えるのか。 馬鹿につける薬はないかもしれないが、本書を読んで治療を試みよ!! 誰に読ませようとしているのか 個人的には、研究者としての新田氏は評価しているのだが…この本はいったい誰を対象にして書かれているのだろうか。題名に惹かれてこの本を手に取り、書かれていることにうなずき、溜飲を下げて本を閉じる。そんな読者は確かにそれなりにいるだろう。しかし、そうした人たちを満足させたところで何になるというのか。 高橋哲哉『靖国問題』のベストセラー化を前に、悲憤慷慨したり絶望したりするのもいいが、これだけ内向きな姿勢では、どれだけ筆鋒鋭く書いたところで自己満足でしかない。これなら展転社の『靖国神社一問一答』のほうがよっぽど「広く手に取ってもらおう」と苦心した努力の跡がうかがえる。 残念ながら、最近のこの手の本の評価としては、高橋哲哉や赤澤史朗などの著作に遠く及ばないと言うしかない。いっそ、正反対の立場にある菱木政晴あたりと組んで共著にしたら面白かったのではないだろうか。
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[ 単行本 ]
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銀行総務特命
・池井戸 潤
【講談社】
発売日: 2002-08
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 73円〜
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・池井戸 潤
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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2015年 日本
・清水 三郎
【文芸社】
発売日: 2003-08
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 68円〜
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・清水 三郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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小説吉田学校〈第3部〉角福火山 (人物文庫)
・戸川 猪佐武
【学陽書房】
発売日: 2000-11
参考価格: 756 円(税込)
販売価格: 756 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 69円〜
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・戸川 猪佐武
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カスタマー平均評価: 4
角福戦争の始まり 佐藤四選と田中角栄 vs 福田赳夫の総裁選、田中内閣成立がこの巻のメイン。田中
内閣の業績として日中国交回復も、ちょっとだけだけと書かれている。
主人公は田中角栄で、敵役として佐藤栄作はかなり傲慢に、そして福田は官僚メン
タリティに毒された甘ちゃんという描き方をしている。他の作品でも戸川氏は佐藤
栄作をボロクソに書いていたので、まぁこういう描き方になるんだろうなぁ。
他に、渡部恒三氏や小沢一郎氏がこの巻から登場する。
佐藤政権末期において閣僚の失言や失態が続くが、佐藤元首相は担当閣僚の罷免
(つまりトカゲの尻尾きり)で対処した。安倍元首相が問題閣僚をかばったのもこ
のことが念頭にあったのかな。また、この頃の派閥間の抗争を読むと、今とは隔世
の感があると改めて感じる。
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[ 単行本 ]
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藍色のベンチャー(下)
・幸田 真音
【新潮社】
発売日: 2003-10-30
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 67円〜
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・幸田 真音
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カスタマー平均評価: 5
久々の感動 幸田さんの小説は、いつも私を元気付づけてくれる。 時代小説で、女の人が生き生きと描かれているのは少ないが、これは江戸の末期に、精一杯生きた一人の女の物語りでもある。「湖東焼」なんと優雅な名前であろうか。 ひとつの夢に向かって、つきすすんでゆく人たちと、時代に翻弄されながらも自分の意志を貫いていく人。 また、史実を丁寧に調べ上げた作者にも感動しました。 最後のシーンでは、ハラハラと静かな涙がとまりませんでした。
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[ 単行本(ソフトカバー) ]
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逆転への回廊
・小松崎 栄
【光陽出版社】
発売日: 1995-02
参考価格: 3,059 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 65円〜
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・小松崎 栄
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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霞が関中央合同庁舎第四号館 金融庁物語
・江上 剛
【実業之日本社】
発売日: 2006-06-16
参考価格: 1,785 円(税込)
販売価格: 1,785 円(税込)
Amazonポイント: 17 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 53円〜
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・江上 剛
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カスタマー平均評価: 4
立場は違えど目指すところは同じ 内容は三和銀行と東海銀行が合併してできたUFJ銀行がモデルのように感じます。
この作品で一番心に残るのは哲夫と直哉の兄弟の存在です。
全く正反対に位置する存在でありながらも、
お互いに私情を挟まずにそれぞれの与えられた仕事を全うしようとする姿に胸を熱くさせられます。
立場は正反対でも、最終的に目指すゴールは同じ。
「金融機関が正しく経営されて、生活者に役立って欲しい」との著者の思いではないでしょうか。
正反対な役割の兄弟、哲夫と直哉の会話のシーンはどれも的確な意見のやり取りで、
銀行、金融庁のどちらにも迎合しない、著者の強いメッセージを感じずにはいられませんでした。
途中、哲夫が直哉に「若手が立ち上がらなければ」と奮起を促すシーンでは、
まるで著者自身が経験されたあの総会屋事件にも立ち向かわれたように、
若年層の読者への期待と激励の言葉のようにも感じます。 金融検査のリアルさと合併銀行の内幕に興味津々 金融再生プログラムの仕上げとして、大東五輪銀行に金融庁の松嶋統括検査官を主任とする検査チームが特別検査に入る。銀行側は膨大な不良債権の摘出による銀行壊滅を阻止すべく倉敷専務の指揮の下で謀略画策するという攻防ストーリーが展開する。金融検査マニュアルに沿い、政治色抜きに原理主義で検査を徹底しようとする検査官。行内派閥争いと過去の成功体験の延長線上で将来の頭取願望を抱き銀行存続に画策する経営者。松嶋主任の弟は銀行の広報責任者であり、兄・弟で相対する立場になるという設定も一つの読みどころ。特別検査を軸に、銀行内の合併弱者側行員の悲哀・組織人の悲喜劇が絡められている。弱者側のまじめな銀行員だったとしたらぞっとする。この小説にもモデルがある。ウイキペディアの「UFJ銀行」の項目を参照すると、虚実併せて興味が倍増する。検査官の使命遂行とは別に、大臣の政治的判断・行動は好意的に描かれている。現実世界でモデルとなった人物の本音はどうだったのだろうか。別の小説作家によりこのモデルの対立的な描き方も見られるのでおもしろい。倉敷の発言でストーリー上、齟齬の見られるところが1カ所ある。読み方のミスか、作者のミスか.....
詳細を知らなかった行員が読みました 元大東銀行の行員。現在、大東京四菱大東五輪銀行の行員です。
2003年10月の大東五輪銀行の検査忌避の頃は場末の部署にいたので
詳しい話は知りませんでしたが、「事実」として読めて面白かったです。
金融庁検査の実態が垣間見えた 金融庁検査とは、何か?何のために行われるのか?金融庁検査官とは、どのような人々なのか?とにかく、金融関係者以外は、あまり、関係の無い人々の物語なのですが、結構、面白く読めました。古い体質の銀行の経営と資産査定だけにとどまらず、コンプライアンスやガバナンスなどこれまでなかった検査の切り口を駆使する金融庁検査官の息詰まる攻防は、読みごたえ十分です。さらに、政治的外圧も跳ね返す組織のエネルギーと原則を重視する大臣の先見性に、当時、言われた「サプライズ」を感じます。 面白いが、リアル過ぎと、あり得ぬ設定のアンバランス。 江上剛という著者は銀行の内情を非常にリアルに描きながら、一方で現実ではあり得ない設定を同時にしてしまう。銀行を知らない人には単なる金融小説でいいかもしれぬが、これは偽装表示や不当表示のようなものである。著者自身の銀行員であった良心や拘りはないのであろうか。大東京銀+四菱銀、第三産業銀+芙蓉銀+日本興産銀(=イナホ銀行)、住倉銀+桜花銀、朝日山銀+大和川銀の名前を見ると、この設定はフィクションよりノンフィクションだ。更にこの物語は、旧大東(名古屋)と旧五輪(大阪)が合併した大東五輪銀行だ。主席検査役と銀行広報チーム次長が兄・弟として全編を通して対峙、検査期間中に登場、極秘で会うことなどあり得ない。新宿支店で旧五輪の支店長が、旧大東の副支店長を無茶苦茶罵倒したり、顧客の前で旧行のあからさまの実態を言う訳がない。前任店の顧客に相談を受けに単独で行く訳がない。検査中に主席検査役と話をするに、常に専務が弁護士を伴って株主代表訴訟に備えるなどあり得ない。旧五輪は実際にも凄かったが、この小説の検査忌避に関わる部分や、旧大東行員への圧迫や排除、旧大東取引先に対する取引方針に関する記述は、三和・東海にすぐ結びつくことから、これでいいのだろうかと心配が先に立ってしまった。これなら小説とせずノンフィクションとして、実名で描いた方がずっとスッキリする。因みに江上剛氏出身の、この小説内のイナホ銀行はとても良い銀行として描かれていた。
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[ 文庫 ]
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エキスペリエンツ7 団塊の7人〈上〉 (日経ビジネス人文庫)
・堺屋 太一
【日本経済新聞出版社】
発売日: 2008-12
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 54円〜
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・堺屋 太一
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カスタマー平均評価: 5
街の活性化のために力を注ぐ7名の姿は爽快でした 大都市の商店街にお客を取られ、倒産店が相次ぎシャッターが閉まっている店舗が増えつつある梅之園ハッピー通り。その商店街で、何とか生き延びようとしている商店主たちは苦戦が続く。ある日、蕎麦屋の木戸ここ呂が、高校時代の同級生で銀行員坂本龍生に相談をする。そこから街再生のために走る団塊世代7名の物語が始まる。
皆エキスペリエンツ(スペシャリスト)であり、意見を出し合うことで序々に街は活性化の方向へ進む。前途多難ではあるが、志を一つにし街の活性化のために力を注ぐ7名の姿は爽快でした。
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[ 単行本 ]
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誘拐殺人
・水沢 渓
【健友館】
発売日: 2000-11
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
Amazonポイント: 15 pt
( 一時的に在庫切れですが、商品が入荷次第配送します。配送予定日がわかり次第Eメールにてお知らせします。商品の代金は発送時に請求いたします。 )
中古価格: 54円〜
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・水沢 渓
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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神鷲(ガルーダ)商人〈下〉 (新潮文庫)
・深田 祐介
【新潮社】
発売日: 1990-02
参考価格: 530 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 52円〜
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・深田 祐介
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カスタマー平均評価: 0
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