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[ 単行本 ]
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ポンコツ車のおれと電脳スピリット
・佐藤 静磨
【碧天舎】
発売日: 2004-12
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,680円〜
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・佐藤 静磨
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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記憶の書
・ジェフリー・フォード ・貞奴 ・金原 瑞人 ・谷垣 暁美
【国書刊行会】
発売日: 2007-01
参考価格: 2,625 円(税込)
販売価格: 2,625 円(税込)
Amazonポイント: 26 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,680円〜
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・ジェフリー・フォード ・貞奴 ・金原 瑞人 ・谷垣 暁美
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カスタマー平均評価: 4
愛の物語 作品中、何度も語られるように、本書は『愛の物語』である。「きみを愛している」とささやく代わりに、クレイは「きみの存在を信じる」と告げる。独裁者ビロウの頭の中で、その記憶としての存在でしかないアノタインを想うクレイの気持ちは、しかし現実世界でも尚、リアルだ。つまりは、この現実世界そのものが、もしかすると夢なのでは? というような意味に於いて。だからこそ、アノタインを残して元の世界に戻って来てしまったクレイの失意を、自らのことのように悼む。そしてまた、クライマックスでの緑のヴェールの役割も、より一層の効果を高めているように思う。
面白かった。三部作の二作目。次回作を読むのが楽しみだ。 独裁者の愛 前作が贖罪の物語であるなら、今作は逃避の物語といえるかもしれません。
独裁者の圧政を逃れ穏やかな日々を過ごしていた主人公達に襲いかかる奇病。
特効薬を求め、独裁者の元へ。さらには独裁者の記憶の中へ入っていく主人公の物語です。
しかし記憶の崩壊は進み、主人公は特効薬を探す使命を忘れはて、恋人に溺れていく。
意外に穏やかな独裁者の過去に驚きつつも、あふれる色彩と幻想の世界を堪能しました。
主人公は柳が渦巻く干上がった川をたどって本物の楽園へたどりつくのか。
土を積み重ねた海辺の都市で、いつか主人公とリアルな恋人は会えるのか。
三作目を心待ちにしています。
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[ 単行本 ]
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安津彌
・天乃 みかえる
【文芸社】
発売日: 2008-10
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
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・天乃 みかえる
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カスタマー平均評価: 5
フレディ・マーキュリーに捧げた本 QUEENのヴォーカリストFreddie Mercuryに多大な影響を受け生み出された作品です。
三部作の完結編となるこの本には、前々作『彼諭流』彼諭流、前作『唯眞仁』唯眞仁(ユマニ)にその存在だけを印されていた「天宮諭流」の生涯を中心に彼や彼を取り巻く人々が何故生まれ何故そのような人生を歩んだのかが綴られています。
きっと読み進める内に、色々な想いが込み上げて来る事でしょう。
もちろん、この1冊だけでも十分楽しめる内容となっています。
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[ 単行本 ]
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扁鵲
・上村 義徳
【文芸社】
発売日: 2007-07
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
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・上村 義徳
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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星の渦
・宮原 想司
【文芸社】
発売日: 2002-10
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 通常6〜11日以内に発送 )
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・宮原 想司
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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王の心―再臨飛翔の書
・富野 由悠季
【角川書店】
発売日: 1996-11
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,679円〜
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・富野 由悠季
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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生命機動次元魔人器SAY‐SOLCE
・嘉澄 幸村
【新風舎】
発売日: 2003-12
参考価格: 2,310 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,679円〜
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・嘉澄 幸村
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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数霊 弥栄三次元―祝諏訪大神建御名方刀美恵美須尊
・深田 剛史
【今日の話題社】
発売日: 2009-02
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 1,680 円(税込)
Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,672円〜
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・深田 剛史
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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首都防衛302空〈下〉 (新戦史シリーズ)
・渡辺 洋二
【朝日ソノラマ】
発売日: 1995-08
参考価格: 999 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,664円〜
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・渡辺 洋二
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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タナスグ湖の怪物 (論創海外ミステリ)
・グラディス ミッチェル
【論創社】
発売日: 2008-07
参考価格: 2,100 円(税込)
販売価格: 2,100 円(税込)
Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,658円〜
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・グラディス ミッチェル ・Gladys Mitchell
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カスタマー平均評価: 4
他に類を見ない新鮮な恐竜ファンタジーの怪作を存分にお楽しみ下さいね。 突拍子もない驚くべき設定で読者を楽しませてくれる英国ミステリー界の異才ミッチェル女史が晩年の1974年に発表した怪作の紹介です。今年2008年は長崎出版から出された「ワトスンの選択」に続いて本書が著者の2作目の紹介になりました。本書は当時流行していたネス湖のネッシー伝説を作品に大胆に取り入れて、非常にわかりやすい物語になっています。著者お馴染みの名探偵で、魔女の血を引くというミセス・ブラッドリーの妖しい魅力は健在で、登場場面はやや少なめですが今回も確固とした存在感を示しています。
スコットランドのタナスグ湖で恐竜の姿が目撃され、サー・ハンフリーが発起人となって遠征調査隊を募ります。偶然ハンフリーの娘が友人だったミセス・ブラッドリーの孫サリーが参加する事になり、滞在する内に湖のざわめきに恐竜の気配を察知します。そしてサリーは偶然に立ち寄った山小屋でメンバーのゴシップ好きの女性の変死体を発見してしまい、いよいよミセス・ブラッドリーが現場である湖へと赴き真相解明に乗り出します。
死体が早くに警察から自殺と判断され、人好きのする人物でなかった為に悲しまれもせずに皆から忘れようとされている状況で、ミセス・ブラッドリーは殺人者の存在を確信し、秘書のローラと共に容疑者達を尋問し一生懸命に追及を続けます。推理の部分では自殺の動機となる手紙等の工夫が見られますが、伏線や手掛りを追って犯人を突き止めるというミステリーの常套を本書に求めるのは難しいでしょう。やはり異世界の生き物である恐竜の登場場面が最大の読み所で、時に微笑ましく時には威厳を持つ神の如き存在として雄姿を見せてくれます。大っぴらに姿を見せるのでなく善意の人々の前にだけ姿を現し世間から隠れて神秘さが保たれる所に好感が持てます。また著者の信念を強く感じさせる部分として、悪人が最後に何故か自ら墓穴を掘って自滅するパターンが本書にも踏襲されています。他に類を見ない新鮮な恐竜ファンタジーの怪作を存分にお楽しみ下さいね。
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